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8月の簡単薬膳料理 〜スイカ〜
夏の果物として真っ先に思い浮かぶスイカ。原産地は南アフリカで紀元前5000年頃には栽培が始まっていたようです。日本への到来も古く、平安時代には栽培がはじまっていました。昔のスイカは全身真っ黒で中が赤かったので、気持ち悪いと嫌われていたこともあるそうです。 明治時代に品種改良が進んで、現在の姿となりました。
◆ スイカの栄養と効能
90%以上は水分ですが、意外に栄養価は高いです。特に注目したいのが次の3つです。
- 高い利尿作用 〜カリウム・シトルリン(アミノ酸の一種)〜
むくみや腎臓病に有効です。また 、体内の余分な塩分(ナトリウム)を尿中へ排出する働きがあるため 、高血圧、膀胱炎、腎炎などを防ぎます。皮の方が果肉より利尿効果が優れています。
- 強力な抗酸化力 〜リコピン〜
スイカの実に含まれる赤い色素でファイトケミカルのひとつです。トマトの1.5倍ものリコピンを含んでいます。
- 疲労回復 〜ブドウ糖・果糖〜
ブドウ糖・果糖は、消化吸収が早いので、夏の暑い日や疲れたときに食べると、すばやく疲労回復ができます。 ※体を冷やす作用があるので、夏バテ防止にもなりますが 、冷え性の人や下痢のときは注意が必要です。
◆ 美味しいスイカの見分け方
- 色
緑色と縞の黒い色がそれぞれ濃くはっきりしている
- 音
「ポンポン」と響きのあるいい音=食べ頃
「ボンボン」と鈍い音=熟れすぎ、または中の果肉がくずれている。
「ピンピン」と軽く高い音=まだ若いスイカ
- お尻のカタチ
お尻にある花落ちの部分が小さいもの
★ カットものは、果肉が鮮やかな色で、種が真っ黒いものを選びましょう。
薬膳料理を作ってみましょう!
◆ スイカ糖
スイカの絞り汁を煮詰めたもの。利尿作用があり、腎臓病、むくみ、尿道炎、膀胱炎に有効で、のどの痛みや痰がからむ時にも良いとされています。煮詰めることで、有効成分が濃縮され、冷え性やお腹の弱い方も安心して摂取できます。1年くらい冷蔵庫で保存可能ですので、つくりおきしておくと便利です。
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作り方
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- すいか2〜3個の果肉をミキサーなどで絞り、その果汁を鍋に入れて、焦げつかないようにかきまぜながら、弱火でゆっくり煮つめます。
- 5〜6時間ほど煮つめて、ハチミツよりもゆるいくらいの水あめ状になったらできあがりです。大さじ1杯を1日3回、食前に湯に溶かして飲みます。
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★ ヨーグルトに入れたり、食パンに塗って食べるなど応用できます。
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