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不妊について

妊娠を希望される方に‐不妊治療のご紹介

赤ちゃんが欲しいのになかなか子宝に授からないという、お悩みの方が増えてきております。
病院で検査を受けて不妊の原因が分かったら、それぞれに適した治療が行われます。それまでの検査では原因不明と診断された場合でも、体外受精などの高度生殖医療(ART)に進んで初めて原因が特定されるケースもあります。
症状別に排卵障害、卵管障害、子宮内膜症などの治療法や、それらの治療と並んでの不妊治療には次のようなものがあります。

不妊治療

■ タイミング療法

タイミング療法とは排卵が起きる日を予測して、性交する方法です。
基礎体温をつけることで自分で予測することもできますが、病院での検査でさらに正確な排卵日がわかります。
排卵の前に卵子の質を上げたり、排卵を促すための排卵誘発剤を使用したり、着床を助けるための黄体ホルモンを補充するなどのホルモン注射と併用することがあります。

■ 人工授精

人工授精には子宮内、膣内、頸管、卵管内人工授精の4つがあります。子宮内人工授精は、精子が子宮頸管部でブロックされないようにするため、選んだ精子をチューブで子宮内に人工的に入れる方法です。これらは排卵に合わせて行われます。
人工的に精子を送り込んだ後の過程は自然妊娠と同じです。

■ 高度生殖医療(ART)

検査の結果、自然妊娠が難しいと判断された場合や、原因不明となった場合に高度生殖医療、具体的には体外受精や顕微授精に進みます。

体外受精・胚移植
体外受精・胚移植(IVF-ET)とは、卵子と精子を体外に取り出し受精させ、受精後の分割胚を子宮内に着床させる方法です。
分割胚または胚盤胞を受精後3〜5日後に戻す新鮮胚移植と、胚をいったん凍結保存して次周期以降に戻す凍結胚移植とがあります。
現在は技術が進み、凍結による受精卵のダメージはほとんどないといわれ、新鮮胚移植と凍結胚移植の妊娠率に差が見られなくなっています。 そのため採卵と胚移植の周期を分ける凍結胚移植を選択する傾向にあります。
日本産婦人科学会のガイドラインでは、多胎を防ぐため、子宮に戻す胚は原則1個とされていますが、35歳以上の女性、または2回以上続けて妊娠不成立であった女性などについては、2個の移植を許容しています。

顕微授精
精子の状態があまりよくない場合には顕微授精(ISCI)を行うことがあります。 顕微授精は卵子と精子を体外に取り出すまでは体外受精と同じです。ただ体外受精はその後の受精は自然にまかせますが、顕微授精では顕微鏡で見ながら卵子の中に精子を人工的に入れる方法をとります。この方法によって精子の数が非常に少ないときや受精障害があるときにも受精させることができるようになりました。

その他の不妊治療

不妊症への危機を知らせる生理不順・生理痛

岐阜県船戸内科外科クリニック 副院長 船戸博子先生
岐阜県養老郡養老町船附中代1344

不妊症は様々な要素が絡まりあって起こるので、簡単に予測することはできません。しかし生理不順生理痛から不妊症を予測することは可能です。卵巣や子宮に異常があると不妊症になる可能性が非常に高いからです。
不妊症は、時が経つとどんどん治りにくくなります。ちょっとした事でも、早めに相談・対処することをおすすめします。

■不妊症・生理不順・生理痛でお悩みの方へ、船戸先生からのメッセージ

不妊症かも」と思ってもなかなか家族には相談できないものです。
しかしながら不妊症はあなただけの問題ではありません。子供が欲しい気持ちは家族みんな同じ。ご夫婦・ご家族で協力しあいながらの治療をおすすめいたします。