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妊娠について

妊娠を希望される方に‐妊娠中のトラブル

妊娠すれば予定の月経が止まってから2〜3週目頃からつわりが始まり、胃がむかついたり吐き気がします。ほとんどの人が妊娠すると乳房が張ったり乳首が黒ずんだりします。出産まで順調にいってくれれば良いのですが妊娠中毒症やつわりがひどくなったり、流産や早産の危険性も出てきます。医師の定期健診を受けていれば早期発見もできます。

妊娠中の気を付けたい症状

■ つわり

妊娠すると約70〜80%がつわりを体験すると言われています。妊娠4週〜16週頃まで続く人が多く、特に初めての妊娠の方に強く出ます。原因としていろいろな説があります。

つわりの症状

つわりの症状で最も多いのは空腹時の吐き気や嘔吐で、食べ物を見たり、においを嗅いだだけでもムカムカします。個人差もあります。

つわりの対策

つわりの時期は、お腹が空くと気持ち悪くなりがちですので、栄養をあまり気にせず、口当たりのよいもの、酸味のあるものなど食べたい物を食べるようします。
通勤している人は、できればラッシュを避けた時間に変更してもらいます。

■ 妊娠中毒症

妊娠後期(8ヶ月)に尿に淡白が出ることや顔や手足にむくみが出たり、血圧が高くなるなどの症状が出ます。妊娠中毒になると血管が収縮して血液の循環が悪くなり、胎児の発育に影響が出ることや早産や死産になることもあります。重症になると胎盤の早期剥離、子癇(全身に痙攣を起こす)などになって妊婦が死亡することもあり、母子共に大変危険です。妊婦本人や家族に高血圧の人がいる高齢出産の人や肥満の人、ストレスをため込んでいる人など要注意です。

対策

日常の生活の中でバランスのとれた食生活や適度な運動、ストレスをためないなどがやはり基本です。

  1. 太り過ぎない
    太っていると発症しやすいので、妊娠を考えている場合は、その前から、食生活を見直してなるべく標準体重にしておきたい。
  2. 塩分控えめ
    妊娠中は予防のために調理は薄味にします。塩分の摂取量を1日7〜8gとします。
  3. 適度な運動
    妊娠中はウォーキングや散歩などの有酸素運動が適しています。
  4. 禁煙
    妊娠中は絶対禁煙です。深酒もよくありません。

■流産・早産

妊娠22週までに胎児が育たなくなり流れることを流産といいます。妊娠22週〜37週までに出てくるのが早産と言います。
妊娠8週くらいまでの妊娠初期に多く15〜16週になると少なくなってきます。流産の原因としては、受精卵の異常がほとんどと言われています。流産・早産の母体側の原因としては、無理な運動や転倒、子宮の奇形、子宮筋腫、細菌性膣炎、精神的なショックなどです。

安静が第一

切迫流産や早産はまず安静にすることです。症状によって自宅で安静にするのか医院で安静にするのか、適切な処置の判断が必要になってきます。

切迫流産とは

切迫流産は妊娠初期の起きやく、流産しかかっている緊急状態です。多量の出血や強い腹痛、腰痛などがあり切迫流産症状が強いと判断された場合には入院治療が必要になります。安静や治療によって胎児が無事に成長を続けられる可能性が十分にあります。

予防

  1. 冷え性の改善
    女性にとって冷えは大敵ですが、妊娠したら特に気をつけなければいけません。
    体が冷えると血液の循環が悪くなります。入浴はややぬる目のお湯でゆっくりつかる。
  2. 感染症になった場合は医院での治療が必要です。常に清潔に保つこと。
  3. 歩きやすい服装、靴を選ぶ。自宅内でも段差や階段に気をつけましょう。
  4. 病院によっては早産防止などに独自な妊娠体操をしているところもあります。