健康情報 > 生活療法講座 > 子宮内膜症(チョコレート嚢腫)

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子宮内膜症

子宮内膜の組織が子宮以外の場所に飛び出して、生理のたびに子宮と同様のことが起こっています。発生場所は主に子宮筋層、子宮の表面、卵巣内部、卵管などですが、骨盤内だけでなく肺、肝臓などにも発生することもあります。生理時にはがれた内膜は行き場がなく組織化したり、周囲の臓器と癒着したりします。


■ 子宮内膜症の特徴

< 症状 >

  • 強い生理痛や、癒着があると生理以外にも下腹部痛、腰痛があります。さらに病巣が直腸に侵入した場合は月経時に血尿や血便が出ることもあります。

< 発生年齢 >

  • 20代から発生します。
    月経のある女性の10人に1人が子宮内膜症を発生すると言われています。若いうちに妊娠や出産を何度かした人に比較すると、しない人の方が発症率が高くなっています。晩婚化、少子化、初潮年齢が早くなったことで患者の若年化が進んでいます。

< 原因 >

  • 今のところ原因ははっきりと解明されておりませんが、子宮内膜症の病巣が、卵胞ホルモンの影響で広がることは分かっています。
  • ダイオキシンなどの環境ホルモンの影響もあるのではないかと言われています。
  • 最近では、免疫機能の低下などの要因も注目されています。



■ チョコレート嚢腫(のうしゅ)

子宮内膜症が卵巣の内部に発生すると、血液が卵巣内に次々とたまっていき、血腫となって卵巣が大きくふくらんできます。卵巣の中の血液はチョコレートのような色になっています。

卵子の元になる卵胞の成長が妨げられて、不妊症の原因になります。
チョコレート嚢腫の特徴は、初期のころは無症状が多いようですが、病状がすすむにつれ茎捻転といって、大きくふくらんだ嚢腫が根元からくるりとねじれてしまうことがあり、 激痛、吐き気を伴います。また、嚢腫が破裂することもあります。

チョコレート嚢腫を放置しておくと、卵巣ガンに変化することもありますので注意が必要です。

嚢腫とは?

中が液状のもので満たされた袋状のもので、触るとブヨブヨしています。


■ 不妊症と子宮内膜症の関係

子宮内膜症と不妊症との因果関係はまだ解明はされていませんが、放っておくと不妊症の原因になることもあります。


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