35歳と34歳の夫婦は結婚して6年以上たつ。夫は花粉アレルギーで、仕事も忙しく神経を使う。精子の量は2500ぐらいであるが、運動率は25%未満だった。妻は左の卵管が詰まっている。基礎体温記録によると、高温期が短く、低温期から高温期に一気に上がらず、だらだら上がっていくパターンだった。
夫には花粉アレルギーがあるのでタンポポT-1を中心に治療をした。タンポポT-1は脳下垂体に作用することでストレスを改善し、精子を増やす効果がある。また、解毒作用があるので花粉アレルギーにも効く。2004年2月から毎日タンポポT-1を2袋使用する。4月の検査では精子数は7500、運動率は80%以上と良くなった。
妻には2003年からタンポポT-1を中心に漢方の周期療法を組み合わせる形で治療を行った。タンポポT-1は脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)の分泌を促進し、毛細血管の血流促進効果がある。
漢方の周期療法は低温期には八味地黄丸、海馬補腎丸、帰調血飲を使用した。生理期間を含む高温期には松節、当帰芍薬散、竜胆瀉肝湯を使用。排卵前後には海馬補腎丸、血府逐湯を使用。下表にまとめる。
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低温期
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排卵期
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高温期 |
生理 |
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八味地黄丸、海馬補腎丸、帰調血飲
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海馬補腎丸、血府逐、湯
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松康泉、当帰芍薬散、竜胆瀉肝湯 |
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八味地黄丸、海馬補腎丸、帰調血飲は補腎補血。海馬補腎丸、血府逐湯は補腎と活血をするので排卵しやすくなる。松節、当帰芍薬散、竜胆瀉肝湯は血流を改善し、子宮内膜は卵子着床に適する状態になる。
妻はいつも卵子の質が悪かったのだが、タンポポT-1療法を行ってから卵子の質が良くなり、高温期の体温上昇も良くなった。4月に妊娠。6月現在、胎児は正常に発育し、母子ともに元気である。