健康情報 > 生活療法講座 >

健康情報.jpトップページへ ホームへ


■ 東西医学融合研究会通信

※以下の記事は、東西医学研究会通信からの転載です。


臨床報告号 2003年 6月発行
東西医学融合研究会 会長:後藤診療所 医師後藤正彰
副会長:谷口眼科 医師長谷川裕士、漢方の野崎 薬剤師針灸師野崎康弘、艸木園カサイ薬局 薬剤師葛西周平

AFP及びウイルスを抑制する

最近、肝がんが急増している。日本での発生率もきわめて高く、最近10年間は急増している。患者数は年間約2万人と推定され、発症のピークは60歳代、男性は女性の約3倍である。1993年の死亡数は2万6000人、男性のがん死では肺がん、胃がんに次いで3位、女性では4位にある。肝臓がん(肝がん)は、原発性肝がんと転移性肝がんに大別される。原発性肝がんはさらに肝細胞がんと胆管細胞がんなどに分類される。


ウイルス性肝炎と肝臓癌

肝臓癌は早期発見をして適切な治療を行うことで進行を防ぐことが大切である。また、肝臓癌の場合は他の癌と違い、癌の増殖と肝臓の予備機能を見つめ対処することが治療をする上で大変重要である。肝臓癌は、他の臓器から転移してできる場合もあるが、そのほとんどは肝硬変がもとになっておこる肝細胞癌である。
多くの肝臓癌移行のパターンは、慢性肝炎から肝硬変、そして肝細胞癌へと移行するものである。ここで大切なことは、C型肝炎、B型肝炎の治療である。なぜC型肝炎から先に書いたかというと、肝臓癌の80%がC型肝炎から、そして残りがB型肝炎から起こるからである。C型肝炎は輸血などで感染するとされているが、感染経路が不明瞭のケースもある。統計によると、現在日本では肝硬変の約7%が肝臓癌に進行している。肝硬変は、病状が進むと食道静脈瘤ができ、最悪の場合には静脈瘤が破裂し、大量の出血によりショック死するというのが一つのパターンである。


肝臓ガン診断のための検査について

検査には血液検査と画像検査がある。血液検査で特に重要なのは、AFP(アルファーフェトプロテイン)などの腫瘍蛋白の測定である。肝臓ガンが発生、増大すると、多くの場合AFPなどの腫瘍蛋白が血液中で増加する。画像検査には、超音波検査、CT検査、MRI検査、血管造影検査などがある。超音波検査は、ベッドサイドで簡単にできる利点があり、その普及は肝臓ガンの診断率向上に寄与している。

肝臓癌の検査:AFP-L3(α-フェトプロテインレクチン分画)[LBA法]マーカーについて

AFP(α-フェトプロテイン)は胎児期に肝およびヨークザックにて産生される蛋白であるが、肝細胞癌患者の約80%にて上昇が認められるため、肝細胞癌の腫瘍マーカーとして代表的なものとなった。肝硬変患者などの肝細胞癌のスクリーニングに、また肝細胞癌の治療効果の判定、腫瘍進行度の推定などに役立つ。AFPは従来より肝細胞癌の診断、治療効果判定に使用されているが、肝炎、肝硬変でも上昇をみるため、その特異性において判定が困難であるとされる。
AFP-L3%は、AFPの糖鎖変化を捉える作用を利用し、肝細胞癌の診断、治療効果判定に加え、肝細胞癌の悪性度を反映する新しい腫瘍マーカーである。


測定法と正常値

測定法としてラジオムノアッセイ法(RIA)とエンザイムイムノアッセイ法(EIA)が現在広く行われ、精度の点でも優れている。これらの測定法において正常値は10ng/ml以下であるが、実際上は20ng/ml以上であれば病的な意味があるとされる。


タンポポT-1の抗癌作用について

タンポポは菊科に属する植物で、タンパク質、ビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、これらの補給源、即ち栄養補助食品として世界各地で利用されている。
一方、タンポポから抽出された物質T-1における作用について、種々の動物実験や臨床試験が実施され、高脂血症、糖尿病、高血圧症等の生活習慣病(成人病)の改善の他、薬物による副作用の軽減、免疫賦活作用、抗ウイルス作用、アルコール代謝改善作用が報告されている。
今回、抗ウイルス作用が報告されているタンポポ抽出物T-1(多糖)に着目し、その癌転移抑制作用について検討したので、その研究結果を報告する。また、癌の転移抑制及び発癌プロモーション抑制に対する研究結果についても合わせて報告する。


肝転移抑制実験

BALB/cマウスを開腹し、L5(2×10の4乗)を門脈内注入することによる実験的肝転移モデルにおいて、タンポポT-1(5、26,100mg/mouse)あるいはAll Trans Retinoic Acid(ATRA、160_/mouse)を、腫瘍接種後5日間の連日経口投与と2日間の休薬を1サイクルとして2回繰り返した。20日後にマウスを犠牲死させ、肝における可視腫瘍結節数をカウントした。


自然発生肝癌抑制実験

自然発生肝癌:自然発生肝癌易発性/C3H/He雄マウス(5週令)を日本LSC(株)から購入した。タンポポT-1は飲料水(タンポポ茶)のように作製した。これらの飲料水を自由摂取させ、40週目に犠牲死させ、肝臓に発生した腫瘍数を計測した。

結果

本研究により、マウスの平均腫瘍数は0.08に減少し、有意に腫瘍の発生を抑制した。タンポポT-1は肝転移抑制効果、自然発生肝癌抑制効果がある事を明らかにした。

タンポポT-1はAFP-L3の上昇を抑制する

漢方の野崎薬局、工藤内科クリニック、牧病院、聖クリニック、後藤診療所、いとう漢方薬局


70歳男子 C型肝炎10年以上、5年前に肝臓癌を診断された。現在タンポポT-1(3袋)を使用中、経過は良好である。

 

98年10月

98年12月

00年3月

00年8月

01年10月

02年8月

GOT

250

120

80

60

70

75

GPT

80

60

60

45

45

70

AFPL3

135

36

120

20

15

19

タンポポT-1

1袋

1袋

2袋

3袋

3袋

3袋

その他

CT癌確認

 

 

CT、MRI癌

 

退院以後

 

 

 

 

腹水

 

検査拒否

コメント:患者はタンポポを毎日3袋使用するようになって以降、AFPが下がった。腹水も改善した。現在体調は良好で、タンポポ以外に一切薬を使用していない。


60代男性、肝臓癌、肝硬変。

 

99年11月

00年1月

01年2月

02年3月

02年12月

03年5月

GOT

250

190

90

70

140

75

GPT

180

140

160

110

120

90

AFPL3

140

218

60

70

120

60

ウイルス量

300

100

600*)

645

800

580

タンポポT-1

3袋

2袋

2袋

1袋

3袋

2袋

その他

CT癌確

 

 

 

CT癌

 

 

 

 

 

 

 

*)ウイルス検査方法変更PCR法
コメント:肝臓癌は3年以上経過した。2回手術を行った。タンポポを併用している。血液の数字に変動がみられるが、体調は良好である。


50代男性、C型肝炎、肝硬変。

 

98年1月

99年6月

00年1月

01年6月

02年7月

03年1月

GOT

150

90

80

70

90

75

GPT

70

60

60

55

85

70

AFPL3

35

18

16

16

15

8

ウイルス量

300

100

300*)

245

200

180

タンポポT-1

2袋

2袋

2袋

1袋

1袋

2袋

*)ウイルス検査方法変更PCR法
コメント:最初にAFPは一時上がった。タンポポ使用後にAFPは低い状態で保たれる。タンポポはAFPを抑制することができる。


40代女性、C型肝炎。02年3月からインタフェーロンの治療を受ける。タンポポ1袋使用中。ウイルス量が減る。

 

99年12月

00年3月

01年6月

01年9月

01年11月

03年2月

GOT

80

54

30

30

30

19

GPT

60

40

23

23

25

18

AFPL3

16

 

4

4

 

3

ウイルス量

600

300

100

100

72

34

タンポポT-1

1袋

1袋

1袋

1袋

1袋

1袋


60代女性、C型肝炎。

 

00年6月

01年10月

02年4月

02年8月

03年1月

03年4月

GOT

60

80

160

110

70

50

GPT

180

170

180

150

90

86

AFPL3

19

19

36

18

12

10

ウイルス量

600

900

760

540

400

230

タンポポT-1

1袋

中止

4袋

3袋

4袋

4袋

コメント:タンポポを大量に使用すると、AFP及びウイルスを抑制する?


警告:(毎日新聞より)

HCVは40歳以上に感染者が多いが、感染した血液を高感度で見分ける方法がなかった92年以前に輸血を受けたことのある人も、感染の可能性がある。
兵庫県立尼崎病院(尼崎市)で目の治療を受けていた同県西宮市の大阪大学大学院生の男性(当時24歳)が、成人するまで同病院で4回手術を受け、約20年前の血液検査でB型肝炎ウイルスへの感染が判明していたことを知らないまま、5月に肝臓がんで死亡していたことがわかった。