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糖尿病について

糖尿病は過食や運動不足がもたらす生活習慣病です。日本では40歳以上の10人に1人は糖尿病といわれていますが、糖尿病人口がここ数年急激に増えています。 糖尿病が怖いのは、その初期において自覚症状なしに合併症を引き起こすことです。恐ろしさの第2は、一度糖尿病にかかったら、決して治ることがないということです。 糖尿病にかかると細菌に対する抵抗力も弱くなりますので注意が必要です。
日本では糖尿病の合併症により、人工透析を始める人が年間1万人以上、失明する人が3千人以上、ほかにも動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気に繋がることもあります。 早期発見のためには最低でも年1回の定期検査を受けるようにしましょう。

■ 糖尿病とは

糖尿病は血液中のブドウ糖が増える病気です。血液中のブドウ糖を「血糖」、その濃度を血糖値と言います。糖尿病であるかどうかは血糖値が基準になります。
糖尿病と診断するには高血糖状態が持続していることの確認が必須です。2回以上の検査で高血糖が確認されたときに糖尿病とされます。

また、血糖値が高い状態にあると、糖をエネルギーに変えるホルモンであるインスリンの機能が弱まり、血糖値がなかなか下がらないという悪循環に陥ります。

■なぜ糖尿病になるの?

ご飯やパンにふくまれるブドウ糖は人間が生きるために必要不可欠なエネルギー源であることは周知の事実です。そのプロセスは糖代謝といいますがそれがうまくいかないと糖尿病になります。
通常では膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが血糖値を一定に保っています。しかし肥満や運動不足、過食により、インスリンの分泌が悪くなるのです。また、ケガや手術などの肉体的 ストレスもインスリンの作用を弱めます。そのほかには加齢によって、膵臓の働きが弱まったり、副腎 皮質ホルモン剤や血圧降下剤などの特定の薬の服用が原因になったり、妊娠も引き金になることがあります。
また近親者に糖尿病の人がいる場合もなりやすい体質といえます。

■ 糖尿病はインスリンの作用不足が原因

■ 糖尿病のタイプ

■ 糖尿病を誘発する原因

■ 糖尿病の自覚症状

糖尿病は発見が早いほど病状を悪化させる可能性が低くなるので、糖尿病のわずかな症状を自覚することが大切です。
しかし、大部分の人はかなり進行するまでは無症状なので、症状がなくても定期検査を受けることが必要です。

>>>糖尿病の改善

■ 恐い合併症

糖尿病は単に高血糖の病気と捉えるのは要注意です。早期に適切な治療をしなければ合併症を引き起こし、失明や腎不全などを招き、最悪の場合、命をおとすこともあるのです。 つまり糖尿病は進行させないことが大切なのです。 早期発見、早期治療が、合併症を防ぐことにつながります。

■ 3大合併症

名称  症状・特徴
糖尿病性網膜症 最悪の場合、失明する。 発病から約15年で半数以上が併発。
糖尿病性腎症 腎機能低下。治療しないと腎不全を起こし、人工透析が必要になる。
糖尿病性神経障害 手足のしびれや痛み、立ちくらみなど、全身に症状がでる。進行すれば、感覚が消失。
最悪の場合、壊疽や切断にいたる。

■ 全身にあらわれる合併症

脳梗塞・脳出血、糖尿病性昏睡
糖尿病性網膜症、白内障、緑内障
歯周病
顔面神経麻痺
心臓 起立性低血圧(立ちくらみ)、狭心症、心筋梗塞
肺炎、肺結核
腎臓 糖尿病性腎症 腎盂腎炎
下痢、便秘
膀胱 膀胱炎
生殖器 勃起障害、皮膚感染症
しびれ、痛み
しびれ、痛み、下肢閉塞性動脈硬化症、こむらがえり、むくみ、潰瘍壊疽、皮膚感染症


>>>糖尿病の改善

■「糖尿病友の会」のご紹介

「糖尿病友の会」は全国の約1500の病院や診療所にあります。セミナーや患者同士の交流、電話相談などが実施されているということです。
(社)日本糖尿病協会の組織の中にあります。

参考文献
「糖尿病」岩本安彦‐総監修、東京女子医科大学糖尿病センタ‐編、高橋書店
副題:病気と上手につきあうための、生活の心得&最新療法
「糖尿病」本田正志監修、東京女子医科大学同窓会立至誠会第2病院 副題:食事・運動・生活の上手なコントロール法

糖尿病は早期発見、早期治療が肝心
〜自覚症状のあらわれにくい病気です。年1回の定期健診を受けましょう〜

■ 急性の合併症での注意点

急性の合併症では昏睡状態に陥ることがあります。患者さんが意識を失った場合は一刻をあらそいますので、救急車を呼びましょう。