健康管理
目の健康
■ 生活習慣を見直す
視力が落ちたり、眼の病気にかかるのは、主に生活習慣と老化が原因です。老人性の眼病も日々の生活を注意すれば、発病を遅らすことができます。食生活、姿勢、眼を使う環境など見直してみてはいかがでしょうか。
◆ オフィスで働く方は・・・
パソコンやワープロなど長時間のデスクワークの後など、目がチカチカしたり焦点を合わせにくくなったりします。目の充血や頭痛・肩こり、吐き気といった症状
もあります。これらは「眼精疲労」や「VDT症候群」と呼ばれ、OA機器が普及するにつれて多くの方に症状が現れるようになりました。
通常は1分間に約10回のまばたきをして涙の膜を作り、目を保護していますが、画面に集中するとまばたきは1分間に2〜3回に減ります。しかもエアコンの効いた部屋では空気も乾燥しているので目の乾燥も起こります。これがいわゆる涙不足の「ドライアイ」です。
<対 策>
●パソコンの環境
- パソコンやワープロのディスプレイは目線の下に来るようにする。
まぶたが眼球にかぶさり、乾燥を軽減できます。目の緊張も少しはほぐれます。 - 部屋の明るさに合わせて画面の明るさを調節します。
市販されているディスプレイ用のフィルターを使用するのもよいでしょう。
●眼精疲労を回復するには
- 長時間に及ぶ作業をする人は、必ず1時間に5〜10分は休憩を取り、
肩や首をほぐすような軽い体操をする。 - ツボマッサージ
目の周りにはたくさんのツボがあるので詳しい場所が分からなくてもOKです。
眉毛の上に沿って、鼻の付け根、目の下の骨、こめかみを順に指の腹で心地よい強さで押す。
少し押すだけでかなりスッキリします。但し直接眼球を押さないようにして下さい。 - 蒸しタオルを目の上に乗せるのも効果的です。(5分程度)
◆ 子供たちは・・・
目は、大昔は狩の時や星で方角を知るなど遠くを見るための器官でした。しかし、現在は生活空間が狭くなり、目を使う目的が近くの物を見るために変わってきま した。更に近年、子供たちは外で遊ぶことが少なくなり、テレビゲームや漫画、塾の勉強などと、長時間、眼を使いっぱなしという生活です。これでは水晶体が 厚くなる状態が続き、遠くを見る際にピントを調節しにくくなっていきます。これがいわゆる近視です。視力低下(裸眼1.0未満)の低年齢化が進んできてい ます。
<近視を防ぐには>
- 姿勢を正して読書・勉強をします。背筋を伸ばして本と目の距離が30cm以上開くように。
- 照明は300ルクス以上の明るさが必要です。手元に蛍光灯を置く時は15〜20Wのものを。
- テレビやパソコン、テレビゲームは適度に目を休ませながら、一日60分以内に。
休憩の際は遠くを見るようにします。なるべく外で体を動かして遊びましょう。外に出ても「ゲームボーイ」をしていては元も子もありませんね。
<近視になった場合の処方>
軽度の近視は、その進行を防ぐために、眼科で視力や顔の形に合った眼鏡を処方してもらいます。目を細めるなど無理に見ようとすると、逆に本来のピントの調節力を失い、近視を悪化させることになります。




