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高血圧の原因と症状 高血圧の予防

 高血圧の原因と症状を理解し、高血圧の合併症を防ぐための治療法として、薬を服用すること以外に、食事などの生活習慣の見直しも重要になってきます。

 高血圧者の大半は自覚症状がないため、危機感を持たない人が多い。気がついたときには相当進んでいて、色々な臓器の血管に障害が起こりやすくなります。特に脳、心臓、腎臓に深刻な合併症を引き起こします。手当が遅れると生命に関わる後遺症を残すことも多くなってしまいます。

高血圧の原因について

高血圧はなぜ怖い!

■ 血圧を上昇させる要因

  1. 血管が弾力をなくす
     血液の圧力を吸収しにくい。
  2. 血管の内腔が狭くなる
     血液が流れにくくなり血液の勢いが血管壁を直撃する。
  3. 血液が粘り気を帯びる
     血液が流れにくくなる。
  4. 循環する血液が増える
     血液量が多いと血管壁にかかる圧が高くなる。
  5. ストレス
     ストレスを受けると自律神経系の作用により心臓の働きが激しくなり、血管が縮まるので血圧が上がる。

※血液の流れに対して血管の抵抗が大きくなると血液を送りだす力が余計に必要になり、血圧を上昇させることになるのです。

■ 高血圧の原因

高血圧の殆んどが、原因のはっきりしない本態性高血圧です。その引き金として生活習慣病としての高血圧は次のような原因が複雑にからみ合って起ります。

高血圧の症状について

■ 高血圧特有の症状がない

高血圧の症状として肩こり、頭痛、頭重、動悸、息切れ、耳鳴り、めまいなどが起こりますが、これらの症状は、疲れ、ストレスや、かぜ、更年期障害などの病気でも起こります。高血圧特有の症状という訳ではありません。それらの症状が出たら一応は要注意です。

■ 年に1回の健康診断を

高血圧は症状だけではチェックできないので、つい見逃してしまいますが、いつもと違う症状が続く場合は医師の診察を受けてください。症状の出ない初期のうちに高血圧を発見するには、年1回は健康診断を受けてください。



高血圧に合併する病気

高血圧はいろいろな病気と結びついてゆきます。特に、脳や心臓に関する病気では生命に関わる後遺症を残すことがあります。
すばやく、適切な処置が必要となります。

『 脳 』
脳内の細動脈が硬化し血管が狭くなっているところに、高血圧が引き金となり血管が破れて出血するのです。また、血栓(血のかたまり)などがつまっても血液が流れにくくなります。脳血管障害は、マヒや言語障害を残したり、痴呆を進行させたりします。
・脳動脈硬化症・脳梗塞・脳出血くも膜下出血

『 心 臓 』
血圧が高いと心筋(心臓の筋肉)は、より強い力で血液を送り出さなければいけないので心臓に負担がかかります。心筋が厚くなり、心臓のポンプ機能は低下します。また、冠動脈(心筋に酸素や栄養を送る動脈)も硬化しますので、心臓に疾患が起こりやすくなります。
・ 狭心症・ 心筋梗塞・ 心不全
『 腎 臓 』
高血圧になると腎臓の小動脈が硬化し、腎硬化症になることもあり、腎機能が低下します。高血圧が進むと腎障害や脳、心臓との合併症が進み、悪性高血圧になることもあります。
『 その他の動脈 』
高血圧のために瘤ができたりふさがったりします。
・ 大動脈瘤/大動脈が硬化し、血圧に耐えられなくなり、外側に膨らんで瘤ができます。
・ 四肢動脈閉塞症/手足の主な動脈が硬化し、ふさがって抹消に循環障害が起こります。


「心臓・血管と血液の流れ」
「高血圧」監修:新啓一郎 主婦の友社より参照