ひざ痛、肩痛や肩こり、腰痛の原因と症状
■ ひざのしくみ
- ひざ関節は大腿骨と脛骨が接する部分を言います。
- 「関節軟骨」はなめらかで弾力のある組織で大腿骨と頸骨が直接ぶつからない様に断端を覆っています。
- 「関節包」大腿骨と頸骨を強く結びつける丈夫な包です。
- 「半月板」はひざにかかる衝撃を吸収するクッションの働きをしています。靭帯(じんたい)は大腿骨と頸骨をしっかりとつなぎ、ひざの動きを制御しています。
- 「変形性ひざ関節症」は関節軟骨がすり減っていく病気です。
■ 関節症と関節炎
変形性ひざ関節症
何らかの理由でひざ関節に適度な負担が掛けられたために、関節軟骨がだんだんとすりへって骨や関節が変形する病気です。
関節炎
細菌やウイルス、結核菌感染したときなど
■ 変形性ひざ関節症になりやすい人
体重が重い人
- スポーツや肉体労働でひざを酷使した人
- O脚やX脚の人
- 背骨や骨盤、股関節、足関節などが変形している人
- 太ももの筋力が低下している人
- 半月板や靭帯の損傷などや、慢性関節リウマチ、痛風、偽痛風などによるひざの関節炎で、関節軟骨が傷んだ人
■ 変形性ひざ関節症に女性がかかりやすい
- 女性は関節がやわらかい。
- 閉経後、女性は太りやすい。
- 男性に比べ女性は筋力弱い。
肩痛と首の痛み
肩の関節は、頭部と手を支えており、その運動範囲は広い。老化現象として一般的に四十肩、五十肩と言われる肩関節周囲炎が起こります。
■ 肩痛や肩こりの原因
体型や姿勢、生活環境、労働
太った人、痩せた人、なで肩の人は肩こりになりやすいと言われています。
- 加齢による肩関節周囲炎
加齢による関節や筋肉の老化現象として四十肩、五十肩が起こる。
- 病気の症状としての痛み
肩こりを招く病気として高血圧、更年期障害、狭心症、自律神経失調症など。
- スポーツ障害や事故。その後遺症
運動によって肩を酷使したり、肩を脱臼したり、打撲などによって肩痛が起こる。
それらの障害が治って、肩こりや肩の痛みが出やすくなります。
■ 首の痛み
首の骨も背骨や腰の骨と同じような構造をしていますので、痛みが起こるメカニズムもほぼ共通しています。脳に近いので痛みの障害が脳にも影響が及びやすい。
首が痛いと肩も痛くなるケースが多い。病状として、加齢による変形性頚椎症、脊柱管狭窄症や、怪我や事故などで打撲や首に無理な力がかかると生じる頚椎椎間板ヘルニアなどがあります。
腰痛
「人類が2本足で歩くようになったために背負う人間の宿命」という言葉をお聞きになったことがあると思います。他の動物に比べ2本足なので腰へかかる重荷は大きくなっています。
■ 腰痛になる病気と原因
- 骨粗鬆症
老化により骨の中のカルシウムが流出して、骨がもろくなる。女性の高齢者に多くみられます。椎骨がもろくなって、つぶれて圧迫骨折を起こすと、神経が刺激するために腰痛になります。
- 肩椎分離症、脊椎すべり症
スポーツなどで強い衝撃が加わって、脊椎が分離を起こします。先天的なものもあります。筋肉が弱い人は腰椎のつながりが不安定になり腰症を起こします。脊椎分離症が進行すると、脊椎すべり症になることが多い。
- ガン、細菌
<ガン>骨にガンが移転して腰痛が起こります。
<カリエス>結核菌が骨に感染して起こります。
<化膿性脊椎炎>細菌が感染して起こります。
- 関節や椎間板が原因
<ぎっくり腰>椎間関節の急性の捻挫です。
<椎間板ヘルニア>飛び出した髄核が座骨神経を圧迫すると、腰から下肢に強い痛みを感じます。
<変形性脊椎症>椎骨の縁がとけるように変形してい。高齢者に多い。
- 筋肉と靭帯が原因
長時間同じ姿勢をしていると血液の流れが悪くなったり、筋肉疲労や運動不足で筋肉が弱ってきて腰痛を起こす。老化で靭帯が肥厚したり、また、なんらかの原因で損傷が起って腰痛になります。
- 神経が原因
- 背椎管に走っている神経に腫瘍ができて腰痛になる
- スポーツ
ゴルフのように体の左右どちらか一方の筋肉ばかりに負担をかけるスポーツは、筋肉のバランスくずれ腰痛になりやすい。
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