認知症の人とどう付き合うか
■ 異変に注意しましょう
認知症は日常生活では意外と気づかないものです。通常の老化現象と区別がつきにくい一面もあります。 いつもと違うと感じたら、早く対処しましょう。認知症を進行させないためにも、早期発見が大切です。
■ 認知症た人とどう付き合うか?
認知症の人の行動は周りの人を混乱させるので、家族の生活のペースが乱れてきます。腹の立つことも多く、つい、怒ってしまいがちです。しかし、認知症は人格とは関係がありません。不安やストレスを取り除いてあげるようにし、安心して落ち着いた生活が送れるように、ゆとりを持って接していくことが大事です。
◆ 信頼関係を築く
認知症の人は間違った行動や理解できない行動をします。その場合、無理に正したり、怒ったりすることは、プライドを傷つけることになります。不安やストレスの原因になり、悪化の原因にもなります。認知症の人には理屈が通用しません。よく聞いてあげて、その行動の背後にあるものをくみ取ってあげることが大切です。信頼関係を築けば、こちらの言うことも聞いてくれます。
◆ 孤独にさせない
認知症の人を一人で放っておくと、刺激が少なくなり、さらにすべてのことに関心が薄れ、意欲もなくなって、認知症がいっそう進みます。認知症の進行を抑えるには、周りの人が積極的にかかわりを持つことが大切です。老人が昼間居眠りをすると昼夜逆転になり、家族の者が困ることになります。
◆ 心はかけるが手はかけない
日常生活の中で本人にできることは、できるだけしてもらうようにします。時間がかかってもほめることが大切です。認知症の人の自信につながり、残された能力を生かすことになります。自分の身の回りのかたづけ、掃除、庭の手入れ、洗濯ものをたたむなど、一緒に話をしながらすると信頼感も生まれてきます。
◆ 事故を防ぐ気配りを
高齢者が家の中であう事故の最も多いのが転倒です。転倒から寝たきりになることも多い。転倒を防ぐために、家の段差をなくす、場所によって手すりをつける、廊下など照明を明るくする、ベッドは低めにする、敷物はずれないようにする、室内の床にものを散らかしておかないなどです。その他、お風呂の温度はぬるめにする。刃物やマッチ、薬などはきちんと保管する。など十分に気配りをして事故を防いでください。
◆ 急激な生活環境を避ける
認知症の人だけでなく、老人になると環境の変化に順応する能力が衰えてきます。突然、世話する人や部屋を変えたり、施設に入居したりすると、混乱することがあります。変えなければいけない場合は、新しい環境に少しずつ慣れるようにしなければいけません。
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