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冬がやってきました。年末年始、忙しいこの時期を元気に過ごせるよう、体の準備もしておきましょう。ちょっとした風邪でもこじらせると、肺炎・中耳炎・急性扁桃炎など様々な合併症を引き起こす可能性があります。また昨今、SARSや鳥インフルエンザのように、新型ウイルスの出現が懸念されています。厚生労働省では新型インフルエンザが流行した場合、死者10万人、入院患者43万人という予測をしています。予測だけで終わることを願っていますが、風邪の症状でも何かおかしいと思ったら、すぐに病院に行くようにしましょう。


侮ってはいけない 風邪

風邪の原因のほとんどはウイルス。疲労などで体調を崩したりすると免疫力が弱まり、ウイルスを排除する力がなくなります。風邪を引きやすい人、長引く人は体全体の免疫力が落ちてきている証拠ですから、生活習慣を見直してみましょう。他の病気にもかかりやすくなっていると考えられます。
たまに引くけど症状が軽くてすぐに治ってしまう人は、実は体がもっともいい状態の人です。ウイルスに対して敏感で、体の治癒能力がちゃんと働いているからです。

◆ 風邪の対処法を再確認!

  1. まず、寝ること   ・・・十分な睡眠は何よりの薬です。
  2. 体を温める     ・・・温かいスープや生姜湯で体の中から。
  3. 栄養補給    ・・・良質のタンパク質やビタミン・ミネラルを補給。
  4. 部屋を暖める    ・・・冬は20〜25度の室温がよい。
  5. 部屋を加湿する   ・・・湿度を60%〜80%に。
  6. 高熱・症状の急変には・・・医師の診断を仰ぐ。

◆ 風邪予防も再確認!

  1. 手洗い・うがい   ・・・緑茶でうがいすると殺菌効果がアップします。
  2. マスクをする    ・・・咳やくしゃみから感染するウイルスにはやはりマスクで対策を。
  3. 入浴法 温水と冷水 ・・・熱めのお湯と冷たいシャワーを4,5回くり返します。
  4. 厚着をしない    ・・・皮膚や粘膜が鍛えられ、抵抗力がつきます。
  5. 禁煙        ・・・煙草はビタミンCを大量に破壊します。
  6. バランスの良い食事 ・・・全ての健康の基本ですね!
  7. 適度な運動     ・・・基礎体力がつき免疫力も増します。ウォーキングなどがお奨めです。

■ 運気学のおはなし

五運(ごうん ) 六気 (ろっき) 学説】

中国、韓国、日本など東洋では、古代から歴史的事件を『 干支( かんし) 』を使って表現してきた。『六十 干支 ( かんし ) 』は 十干(じっかん) (甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)、と十二支 ( じゅうにし ) (子・丑・寅・卯・辰・未・午・未・申・酉・戌・亥)の組合せで、60年単位の (こよみ ) をあらわす。

天干による五運
天干 五運
甲己
乙庚
丙辛
丁壬
戊癸
地支による六気
地支 六気
子午 少陰君火
丑未 太陰湿土
寅申 少陽相火
卯酉 陽明燥金
辰戌 太陽寒水
巳亥 厥陰風木

五運六気学説は、この天干で木火土金水の五運を、地支で風・寒・暑・湿・燥・熱の六気の循環による気象変化を予測し、治療に役立てようとするものである。さらに24節気にあわせて、年間を六の気に分類している。

11月23日からは終の気

11/23日からは終の気が始まり、小雪から大寒前までがこれに対応する。この時の主気は太陽寒水、客気は厥陰風木(けついんふうもく)である。気候は偏温、不冷が特徴である。厥陰風木が動を司るので、肝病・気滞血?・心腹痛・咳(肝木侮金)が出る。

■ 気候は偏温、不冷が特徴である。

この時期の主気は「太陽寒水」である。寒くなるのが正常なのだが、客気の「厥陰風木」の「風」が陽の気なので温かくなってしまう。よって、気候は温かさに偏り(偏温)、温かくなってしまうので寒くなるべき時に寒くならない(不冷)。

■ 厥陰風木が動を司るので、肝病・気滞・心腹痛・咳(肝木侮金)が出る。

厥陰風木は「春」「木」「肝」に関係しているので、春のように暖かい冬になり、春の病気である肝の病気が起こりやすい。肝は気をめぐらせる働きがあるが、その働きが犯されやすいので気滞になり、循環が悪いと起きる痛みや病気が起こりやすい。お腹も痛くなりやすい。

 咳が出るのは肝木侮金となるからである。木は「春・肝」、金は「秋・肺」に当たる。相侮という関係において、金は木を打ち消すのが普通であるが、今期は逆に「春・肝」が「秋・肺」よりも優勢となる。肺は気を下ろす働きがあり、肝は気を上げる働きがある。両者のバランスが取れている時は問題ないのだが、今期は肝が優勢となるために気が上がりやすくなり咳が出る。

(東西医学融合研究会通信 第5号より)








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