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寝たきりからの回復
もし何らかの病気や怪我で寝たきりになっても、一日でも早く体を起こし、早期にリハビリを開始しましょう。
精神的・身体的ともに‘リハビリ’が有効です。
1)起き上がることが困難な人は
・体の動く部分から少しずつ動かしてみましょう。
・無理のない範囲で体を起こしてもらい、座る姿勢をとりましょう。
目線が変わると視界に入る ものが増え、心の刺激になります。
2)座る姿勢がとれたら
・自分で食事をしてみましょう。
・筋力の回復のため、睡眠時以外はできるだけ座りましょう。
・回転椅子などの入浴用の介護商品を利用し、入浴してみましょう。
・車いすへ移ることを目標にしましょう。
・朝起きたらまず寝巻きを着替え、身だしなみを整えましょう。生活のリズムは心や体のリズムも整えます。
3)ベッドから降りれるようになったら
・できるだけ床から離れ、家族と食事をするなど、時間や場所にメリハリをつけた生活をしましょう。
・家の中の手すりや室内歩行器を使って歩く練習をしましょう。
・車いすに乗って外出し、外の空気を吸って気分転換をしましょう。
4)自分で歩けるようになったら
・疲れたら車いすを利用するなど、体に負担をかけないように行動範囲を広げていきましょう。
・老人ホームやデイサービスなどを積極的に利用しましょう。趣味のサークルがあれば是非参加したいものです。
■ 周囲の人たちの協力
寝たきり予防のためにも、寝たきりからの改善のためにも、家族や地域の人たちの協力は欠かせません。周囲の人たちは、本人の自立しようとする気持ちを妨げないよう、手助けする姿勢で接することが大切です。
1)生活環境を整えましょう。
・転倒事故を防ぐために、手すりや滑り止めをつけ、段差をなくし、照明を明るくするなどの住まいの改善が必要となってきます。
・日常生活に役立つ入浴椅子、ポータブルトイレ、ベッドなど、様々な機器が開発されています。介護保険の適用になっているものも多くありますので大いに活用しましょう。
2)「手は出しすぎず 目は離さず」
・過度の安静は体力・精神力を低下させるので禁物です。少しでも本人に動く意志があるなら、本人の行動を近くで見守りましょう。本人のできることまでを介助してしまっては、心身の自立への機会を奪うことになります。
3)明るい雰囲気を心がけましょう。
・一緒に過ごすことが多い人は特に、その時間を明るく楽しいものにしましょう。
食事のおいしさを共に味わい、できるようになったことを共に喜び、人として感じる当たり前
の喜びを分かち合いましょう。また、介護疲れにならないよう、行政のサービスも利用して、休息や趣味などができる自分の時間を作ることも大切なことです。

