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地震に備えて

4. 耐震診断評価の改定

国土交通省は19年ぶりに木造住宅の耐震診断評価基準を改定、財団法人日本建築防災協会が発行する2004年改訂版「木造住宅の耐震診断と補強方法」を平成16年7月12日に認定しました。
同書の改定は、従来よりも的確に住宅の耐震性を評価できるよう、最新の研究成果を踏まえて行われたものであり、今後住宅の耐震診断及び耐震補強の指針として広く活用されるものと期待されております。

2004年改訂版 耐震診断評価基準改定の主なポイント

1.適用範囲の拡大
 在来軸組工法・枠組壁工法・伝統的構法・混工法の1〜3階建て
2.耐震診断手法の充実
  1)「誰でもできるわが家の耐震診断」
2)「一般診断法」
3)「精密診断法1」保有耐力診断法(保有水平耐力計算による方法)
 「精密診断法2」限界耐力計算による方法・時刻暦応答計算による方法
3. 3.診断対象の地震動の明確化
  中地震動<震度5強>(80〜100ガル)では損傷しないこと。
大地震動<震度6強〜7>(300〜400ガル)では倒壊・崩壊しないこと。
4. 4.補強方法の充実
  近年開発されている耐震装置などの伸耐震補強技術を反映させていること。

過去の大地震のM(マグニチュード)と震度・加速度(ガル)

  マグニチュード震度地域ガル
1923/9/1関東大震災M7.9300〜400ガル
1995/1/17阪神大震災M7.3600〜800ガル
2004/10/23新潟中越沖地震M6.81700ガル
2011/3/11 東日本大震災 M9.0 宮城県栗原市2933ガル
6弱岩手県大船渡市991ガル
5強宮城県石巻市357ガル
5強宮城県森丸町357ガル
5強東京都千代田区259ガル

マグニチュードとは、震源から放射された地震波の相エネルギーに関係づけられ、マグニチュードが0.2大きくなると エネルギーは約2倍、1大きくなると約32倍、2大きくなると約1000倍になると考えられています。
いろいろな種類があり、日本では一般に気象庁マグニチュード(Mj)のことを指します。

ガルとは、震度を表す単位で加速度のことです。阪神淡路大震災では最高818ガルを観測しました。
ただしは400ガル以上は全て震度7となるので、上記大地震動の表現には無理があると思われます。

家具転倒防止器具「ささえくん」は耐震検査で1000ガル(震度7)でも倒れませんでした。