地震に備えて
東日本大震災は世界でも類を見ないのマグニチュード9.0という超巨大地震となりました。犠牲者や被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。
阪神・淡路大震災から十数年の月日が経ち、震災を受けた地域もほとんど復興し、一見安定した日常が戻ってきたように見受けられます。しかし、失ったものへの思いは心の傷となって、今も被災地の人々を苦しめている現状も見落としてはなりません。もう少し何らかの備えをしていれば、と後悔された方もおられたことでしょう。
地震は、そのメカニズム上、いつか確実にやってきます。日ごろから、いかに被害を最小限に抑えられるかを考え、行政、自治体、各家庭が一体となって地震対策に取り組まなければならないでしょう。
1. 地震はどうして起こるの?
周知の通り、日本は「地震大国」です。日本に住んで全く地震を経験したことがないという人は少ないでしょう。日本に地震が多いのは、次のような地球規模の地形的な要因があるためです。
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1)プレート
日本列島は、4つのプレート(地球を覆っている岩盤)がぶつかり合う場所に位置しています。地震は、それぞれのプレートが少しずつ動くので歪みが生じ、それに伴う圧力が蓄積されて限界に達した時、反動でプレートの先端が跳ね上がるために起きるのです。津波をもたらす地震は、その震源が海底である場合です。
東日本大震災は地震は太平洋プレートが北アメリカプレートに潜り込んで圧力をかけ、陸側のプレートが跳ね上がって起きたと言われています。
2)活断層
そして、日本の陸地は、4つのプレートの複雑な力の加わり方の影響を受け、活断層が多く存在します。その数は周辺海域も含めて約2000あるといわれています。海底のプレートからの圧力や引張りによるひずみが蓄積され限界に達すると、陸地の活断層に急速なずれをもたらします。平成7年の兵庫県南部地震(阪神 ・淡路大震災)が、この活断層によるもので、その生々しい姿が地表に現れたのは記憶に新しいところです。
3)火山帯
その他、日本には多数の火山帯も存在します。火山活動による地震は微弱なものが多いのですが、まれに、局所的にマグマの力が加わって、大地震になることもあります。
地震関連の用語解説
日本付近の4つのプレート
日本は、4つのプレートが入り組んだ世界で最も複雑なところです。北海道と東北地方は、北アメリカからのびてきた北アメリカプレート上にあり、静岡以西はほぼユーラシアプレートの上にあります。
しかし、伊豆半島や大島はフィリピン海プレートの上にあります。日本の下には、関西本面でフィリピン海プレートが潜り込んでおり、関東以北で太平洋プレートが潜り込んでいます。
潜り込む太平洋プレートの末端はアジア大陸の下にまで及んでいます。
津波
津波は、海の中のプレートが跳ね上がることにより、海水が押し上げられ発生します。
津波のスピードは、震源が深ければ深い程、速いとのこと。
津波は幅が狭くなるリアス式海岸のような所のほうがより高くなる傾向があるそうです。
液状化現象
地面の下の固まった砂が大きな地震でバラバラになり地面の中の水分が上に噴き出してくる現象です。
液状化はいったん起こると修復はしないと言われています。
東日本大震災では首都圏の埋立地域や水辺の町で起こりました。



