食中毒の予防1「家庭でできる食中毒予防」 2014-6-16 :: 健康情報通信 ::

食中毒のシーズンとなりました。高温多湿の夏は菌が繁殖しやすい環境です。菌は25℃以上になると繁殖が盛んになります。近年はO157などが新聞やテレビをにぎわせています。食中毒は食堂、レストラン、学校給食だけでなく、家庭でも多く起こっています。食物の扱いや調理方法など正しい知識を知っていれば、家庭の食中毒は防ぐこともできます。日頃から、被害を最小限にくい止めるよう心がけることが大切です。


食中毒の予防1
「家庭でできる食中毒予防」

食中毒防止の三原則


  • <抗菌>菌を増やさない
  • →冷蔵・冷凍
  • <除菌>菌を付けない
  • →清潔・清掃
  • <殺菌>菌を殺す
  • →加熱・殺菌

家庭でできる食中毒予防(厚生労働省の発表参照)

■ 食品の購入

  • 肉、魚、野菜などの生鮮食品は新鮮な物を選ぶ。
  • 消費期限などを確認する。
  • 冷蔵や冷凍の必要なものはなるべく早く持ち帰る。

■ 迅速に保存

  • 菌は25℃以上で繁殖が盛んになりますので、冷蔵や冷凍の必要なものは、すぐに冷蔵庫に入れる。
  • 冷蔵庫は5℃以下、冷凍庫は-15℃以下が目安です。 菌は冷蔵庫に入れるだけでは死滅しません。 冷蔵庫の過信は禁物です。冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎると温度が上がるので注意しましょう。
  • 肉や魚などは、ビニール袋や容器に入れ、冷蔵庫の中の他の食品に肉汁などがかからないようする。
  • 肉や魚などを小分けする時は、手を洗ってからする。

■ 下準備

  • 流し台はきれいになっていますか。また布巾やタオルは清潔ですか。
  • 調理する前は手を洗う。
  • 手に傷がある場合はビニール手袋や指サックをする。
  • 解凍は冷蔵庫内か電子レンジでする。流水の場合は気密性の容器に入れて流水を使う。
  • まな板は乾燥したものを使用する。


■ 調理器具等の手入れ、調理場の衛生

  • 包丁、食器、まな板、ふきん、たわし、スポンジなどは、使った後すぐに、洗剤と流水で良く洗いましょう。洗った後、熱湯をかけたりすると消毒効果があります。たわしやスポンジは、煮沸すればなお確かです。布巾の汚れがひどい時は、清潔なものと交換しましょう。漂白剤に1晩つけ込むと消毒効果があります。
  • 冷蔵庫、定期的に清掃、調理台や流しは毎日清掃する。
  • ゴキブリやねずみなどがいたら駆除する。

■ 調 理

  • 加熱して調理する食品は十分に加熱する。
  • 清潔な手で、清潔な器具を使い、清潔な食器に盛りつけましょう。

■ 食 事

  • 食卓に付く前に手を洗いましょう。
  • 調理してから食事をするまでの時間を長くかからないようにする。
  • 残った食品は素早く、冷蔵庫に入れる。
  • 時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てる。
  • ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう。口に入れるのは、やめましょう。

■ 菌を増やさない冷蔵庫使用法

  • 卵は、パックのまま冷蔵庫にいれる。
  • (菌を防ぐ為と、冷蔵庫を開けている時間を短くする為)
  • 肉は、ポリ塩化ビニリデン製のラップ(家庭用の厚めのラップ)で、もう一度包んで入れる。
  • 除菌効果のある洗剤や漂白剤でこまめに手入れをして、庫内の細菌を減らす。