2011年12月の薬膳健康法   山 芋 2011-11-29 :: 薬膳料理レシピ集 ::


今回ご紹介するのは山芋。貯蔵品は年中出回っていますが、旬は11月~1月です。
山芋には、まっすぐで棒状の長いも、形がいちょうの葉に似ている大和芋、こぶし形のつくねいも、山野に自生する自然薯(じねんじょ)などの種類があります。


2011年12月の薬膳健康法   山 芋

山芋の栄養素と効能

山芋の効能は、疲労回復、虚弱体質の改善、免疫力のアップなどがありますが、これは豊富なでんぷんと糖質(炭水化物)の栄養によるものです。

◆山芋の消化、吸収を助ける働き
同時に長芋には、「アミラーゼ」や「ジアスターゼ」という酵素も含んでいて、消化を助ける働きもあります。長芋ネバネバは「ムチン」という栄養成分で、このムチンもでんぷんの消化、吸収を助ける働きがあります。

◆ビタミンやカリウム
またビタミンB1、B2、ビタミンC、カリウム、食物繊維なども比較的多く含まれています。ビタミンB1は、食べ物の糖質(炭水化物)を体のエネルギーに変え、ビタミンB2は、脂質を体のエネルギーに変える働きがあります。その他、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出して、高血圧や心臓病などを予防する効能があります。

◆陽性の食材で体を温める
どんなに体を外から温めても、体の中が冷たくては効果がありません。陽性の食品をとって食べ物から得るエネルギーで体を温めて、体質を変えていくことが大切です。
またドロドロ血で冷え性の人は、体を温めるだけではなく、アルカリ性食品を選ぶことで血液サラサラにして血の巡りをよくすることで、さらに効果が高まります。

陽性のアルカリ野菜:根菜類、こんにゃく、ごぼう、人参、山芋、蓮根
その他の野菜・薬味:ねぎ、にら、しょうが、唐辛子、味噌など

◆ レシピ ◆  けんちん汁

★材 料

長芋 1/4本 人参 1/2本 ごぼう 1/2本 長ねぎ 1/4本 しめじ 適量
(調味料)だし汁 350cc 酒 大さじ1 みりん 小さじ1 醤油 大さじ1
(薬味)しょうが少々、豆板醤(または七味唐辛子)少々

★作り方

  1. 長芋は半月切り、人参とごぼうは、乱切りに、長ねぎは斜め切りにします。
  2. 鍋にごま油をしき、①を炒めます。
  3.  全体に油がまわったら、しめじと調味料を加えます。
  4. 強火でアクを取り除き、弱火で柔らかくなるまで煮ます。
  5. すりおろしたショウガと豆板醤を加え、一煮立ちさせます。

調味料の量はお好みで変えてください。味噌仕立てにする場合は最後、一煮立ちする前に入れてください。