2010年12月の薬膳健康法   おせち料理  2010-12-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

「御節」とは、中国大陸から伝わった暦上の節目、季節の変わり目などにあたる節日のことを指します。節日には祝事を行い、祝い膳が用意され、このとき作られるめでたい料理が、「御節料理」と呼ばれるようになりました。
今では、正月に作られる料理だけを言うようになりました。最近はお節をデパートや料理屋さんで注文する家庭も増えてきましたが、今年は年末に作ってはいかがですか。


2010年12月の薬膳健康法   おせち料理 

三段重

一の重
祝い肴、口取り)紅白かまぼこ、伊達巻、栗きんとん、昆布巻き、たたき牛蒡
二の重
焼き物、酢の物)ブリや鯛や海老等、田作り、数の子
三の重
(煮物)お煮しめ

主な料理

田作り
ごまめを醤油風味の飴炊きにしたもの。田畑の高級肥料としてイワシが使われていた事から豊作を願って食べます。
数の子
卵の数が多いことから子孫繁栄を願って食べます。
黒 豆
黒には魔除けの力があるとされ、また、まめに働き(勤勉)、まめに暮らせること(健康)を願って食べます。
紅白蒲鉾
祝儀用としてめでたい彩りなので、使用されます。
伊達巻
巻物に似た形から知識が増えることを願う縁起物といわれています。関西風はだし巻が多い。
栗きんとん
金団(きんとん)とは黄金の団子という意味で、見た目の色合いが豪華で金塊のように見えるところから定番となっています。
昆布巻き
「よろこぶ」の語呂合わせから使用されています。
海老の焼き物
ひげが長く腰が曲がっている様子が老人を連想させることから長寿を祈願したもの。
くわい
大きな芽が出ることから「めでたい」、芽が出る=出世を祈願したものです。
里 芋
里芋は子芋がたくさん付くことから、子宝を願って使用されます。
蓮 根
孔が空いていることから遠くが見えるように先見性のある一年を祈願します。
ブ リ
出世魚であることから出世を祈願したものです。

雑煮

餅は昔から日本人にとってお祝い事や特別の日に食べる「ハレ」の食べ物でした。そのため新年を迎えるにあたり、餅をついて他の産物とともに歳神様にお供えをしました。そして元日にそのお供えをお下がりとして頂くのがお雑煮です。お雑煮を食べる際には旧年の収穫や無事に感謝し、新年の豊作や家内安全を祈ります。餅の形やだし、具の種類にいたるまで、地方や家庭ごとに千差万別です。

お雑煮の具
雑煮の具に里芋を入れるのは、伝統的には近畿、九州、関東です。雑煮の具に豆腐や焼豆腐、凍豆腐を入れる土地は全国的に見られます。鶏を具にするのは、東北、信越、関東、東海、九州。塩ブリは但馬、丹波、中国、北九州、南紀、飛騨、信州、信濃。塩鮭は越後と言われています。