2010年09月の薬膳健康法   蕎麦(そば) 2010-9-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 蕎麦は栄養価の高い食べ物ですが、その理由は精製しないで全粒(むぎ実)として利用するからです。米・小麦など穀類のほとんどが、精製により、栄養価の高い胚芽の部分を取り除き、胚乳部だけを食べるのに比べ、蕎麦は胚芽や種皮の一部も食用にできるのです。


2010年09月の薬膳健康法   蕎麦(そば)

蕎麦の主な栄養素と効能

◆ビタミンB
 蕎麦にはビタミンB群が多く含まれています。とりわけビタミンB1、B2は精白米の4倍も含まれ
ています。B1は体力の低下、イライラ、食欲不振の解消に効果を発揮します。また、B2は皮膚や粘膜を健康に保つために欠くことのできない栄養素です。

◆良質なタンパク質
 タンパク質は、私たちの生命の維持や成長に欠かせないものです。蕎麦にはタンパク質が多く、精白米の9.2%に対して蕎麦は12.1%と3割以上も多く含まれています。また、質的にも良質なうえ、体内では作ることの出来ないアミノ酸、特に必須アミノ酸が多く含まれていることが特長です。身体の発育に大切なリジンやスタミナ源として注目されているアルギニンなどの必須アミノ酸が多く含まれています。

◆食物繊維
 蕎麦は、ヘミセルロースという食物繊維を多く含んでいます。一日に必要な食物繊維の量は20グラムが目安と言われています。蕎麦一食で、5グラムの食物繊維がとれます。女性に多い便秘の悩みにも、蕎麦はおすすめです。

◆ポリフェノール
ポリフェノールというのは、植物に含まれる抗酸化成分のことで、高血圧や動脈硬化、心臓病などを防ぎ、若々しい身体を保つように働きかけます。特に蕎麦ポリフェノールは、脳の記憶細胞が死滅するのを防ぎ、ボケ予防に効果があるとされています。

レシピ 牛蒡蕎麦(ごぼうそば)

材料 1人分

蕎麦 1玉、ゴボウ 1/4本、鶏肉(鴨肉なら尚良し)60g程度 、長ねぎ 少々
そばつゆ(だし汁 200CC、酒 大さじ1/2、みりん 大さじ1、醤油 大さじ1、塩 少々)

作り方

  1. ゴボウは5cm程度の長さにカットして、あくを取る。
  2. ①のゴボウを素揚げする。
  3. 鶏肉(鴨肉)と4cm程度に切った長ねぎをフライパンで炒める。
  4. 蕎麦つゆを作り、茹でた麺にかける。
  5. ④に、揚げたゴボウ、鶏肉、長ねぎを乗せる。

オススメ
蕎麦を茹でた後の『蕎麦湯』は捨てずに!
蕎麦湯には、水溶性タンパク質をはじめとする栄養素が溶け出しています。