2009年07月の薬膳健康法   土用しじみ 2009-7-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

夏バテ防止の食材としてまず浮かぶのは、土用の丑の日に食べるうなぎですね。今月は土用にお勧めのもうひとつの食材である「しじみ」をご紹介します。しじみは、種類によって、旬が夏・冬と2回あり、各々「土用しじみ」「寒しじみ」と呼ばれます。今年の土用の丑の日は、7月19日と31日です。鰻丼&しじみのお味噌汁を頂いて、暑い時期を乗り切る栄養をつけてくださいね。


2009年07月の薬膳健康法   土用しじみ

主な栄養素と効能

 
◆タウリン・メチオニン(アミノ酸)
胆汁の排泄や肝細胞の再生を促して、肝臓の機能を高め、肝臓の解毒作用を強化します。また、血圧を調整し、コレステロールを低下させる働きがあるので、高血圧が原因で起こる病気を予防します。
◆ビタミンB12
造血作用にかかわるビタミンで、悪性貧血を予防します。鉄も多く含み血液循環をよくします。
◆カルシウム
骨・歯を強化し、骨折や骨粗鬆症を予防します。また、神経の興奮を抑制してくれるので、精神を安定させ、イライラを防止してくれます。

選び方・調理・保存のポイント

  • 黒くて大粒のもの/・殻が薄くて、ツヤツヤしているもの。
  • 入手したその日のうちに砂抜きをし、できるだけ早く食べます。
  • 砂抜き後、冷凍保存可能(期間は6ヶ月間まで)。味は落ちず、旨み成分が増えます。凍った状態で加熱調理。

砂出しの方法 (泥臭さや砂をはかせます)

  1. 流水でこすり合わせるように洗って、汚れを落とす。
  2. 貝が浸かるくらいの真水につけ、新聞紙などをかぶせ暗くして、3時間程度置く。
  3. (貝は暗い環境にすると砂をよく吐きます。)

◆暑い時期こそ、お味噌汁!◆ しじみのお味噌汁 (2人分)

 とろ~り柔らかな美味しい煮穴子を作りましょう!すし飯や熱々ごはんにのせても、そうめんのトッピングにもどうぞ。

★材 料

しじみ 200g、水 2カップ、味噌 大さじ2弱、(あれば、万能ネギ、粉山椒 適宜)

★作り方

  1. 砂抜きをする。
  2. 水としじみを鍋に入れ強火にかける。アクをとりながら、貝が全部口を開くまで煮る。
  3. 味噌を溶かし入れ、一煮立ちしたら、お椀に入れ、ネギや粉山椒を散らす。

※加熱しすぎは、香り・風味を損ね、身も小さくなってしまいます。旨みや栄養は汁に溶け出ていますが、身も面倒くさがらずに是非頂いてください。