2009年06月の健康情報     免疫力を高める 2009-6-2 :: 健康情報通信 ::

 とうとう新型インフルエンザが発生しました。今回は毒性が弱く、流行のピークも過ぎたようですが、油断は禁物です。外から帰ったら、手洗い・うがいの励行は継続していきましょう。これからの梅雨の時期の食中毒予防にもつながりますね。恐ろしい病気に対して各個人ができる一番の予防法は、「免疫力を高める」ことです。今後、秋から冬の大流行も危惧されています。免疫力を高めて備えましょう!


2009年06月の健康情報     免疫力を高める

免疫とは?

 体内に侵入した異物(「自分」とは異なるもの)を排除するしくみです。異物が病原菌やウィルスだと抵抗して打ち勝つことで病気を予防してくれます。
 先天的に備わっているのが「自然免疫」です。皮膚・眉毛・鼻毛などの物理的バリアや強力な殺菌成分を含む涙・唾液・鼻汁・粘液も異物侵入阻止の最前線で頑張る自然免疫の一員です。そして、さらに侵入してくる異物に対しては、様々な免疫細胞が攻撃破壊し、排除に努めます。
 一方、一度感染したウィルスを記憶し、次回同じウィルスを発見したら素早く強力に撃退するのは、「獲得免疫」と呼ばれます。この免疫の記憶機能を利用したのが、ワクチンを使った予防接種です。

免疫力をアップさせるには?

 同じような環境で過ごしながら、風邪をひきやすい人とひきにくい人がいますが、両者の差は、自然免疫の機能の差です。それでは、自然免疫の機能を高め、病気に対する抵抗力をつけるには、

◆ストレスを減らし、リラックスする
 ウィルスや細菌、感染細胞を退治する免疫の要・リンパ球は、リラックスしているときに活性化し、ストレスや緊張状態が続くと、成熟が妨げられたり、破壊されます。また、「笑い」や「プラス思考」も、自律神経や脳にプラスの作用をもたらし、免疫力を高めてくれます。夜更かしなどの不規則な生活も、免疫機能を低下させる原因です。

◆腸内環境を良くする
 腸内には数多くの細菌がいます。乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やすと、免疫系全体が活性化します。

◆バランスのとれた食生活
 肌荒れや乾燥肌は粘膜が形成されにくくなっている証拠で、自然免疫低下のサインです。緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、病原菌が体内に侵入するのを防いでくれます。ビタミンB6・C・Eやキノコ類に多い多糖体なども、免疫細胞を活性化してくれます。たんぱく質は細胞や免疫物質の構成成分で、免疫の働きを維持し、免疫力を高めるのに大きな役割を果たしています。

<免疫力を高める食材>
乳酸菌を含む食物
ヨーグルト、乳製品、納豆、味噌、醤油、漬物
食物繊維を含む食物
ごぼう、イモ類(特にさつま芋)、豆類

◆体を冷やさない
 体温が低下すると、免疫細胞は不活発になり、腸内では悪玉菌が増殖してしまいます。

免疫に関する詳しい情報をお知りになりたい方は、どうぞ http://www.kenko-/seikatsu/meneki/  をご覧下さい。

~食糧を備蓄しましょう~
新型インフルエンザの場合、自然災害と違って、ライフラインは確保されているかもしれませんが、感染の危険から外出ができない、店舗の休業も考えられます。農林水産省のホームページ記載の「新型インフルエンザに備えた家庭用食料品備蓄ガイド」を参照して、できるだけ早期に最低2週間分の食糧備蓄に取り組みましょう。
①調味料など普段から買い置きしておく
②賞味期限には注意して買い換えることを忘れない
③外出できないストレスも溜りそうです。お菓子や嗜好品も準備しておく
なども留意してください。

タンポポ茶 ~インフルエンザウィルスの排泄を促進します~
 インフルエンザウイルスは腎糸球体膜での炎症を起こし細胞膜を開きます。タンポポT‐1の利尿作用は、ウイルスの排泄を促します。タンポポ茶を飲んでインフルエンザウイルスを解毒しましょう!