2009年03月の薬膳健康法   真鯛 2009-3-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 姿かたちが美しく、お祝い事に欠かせない「おめでたい」魚です。特に、産卵を控えた初春のメスは、脂が乗って美味しい上に、その体を美しい桜色に染め、「桜鯛」として珍重されます。3・4月の門出のお祝いに合わせるかのようです。また、寿命は30年ほどで、魚としては長命なところも「あやかりたい」ですね。


2009年03月の薬膳健康法   真鯛

主な栄養と効用

◆青魚に多く含まれるEPA・DHAが豊富
 EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)には、血中のコレステロールや中性脂肪を低下させ、動脈硬化や高血圧を予防したり、脳や神経の機能維持に欠かせないなど重要な働きがあります。アレルギー体質などで青魚が食べられない人は積極的にお召し上がりください。ちなみに、DHAは、天然物より養殖物の方が豊富に含まれているそうです

◆「アスタキサンチン」が血管をお掃除
 真鯛の体表の赤い色素成分で、エビやカニ、イクラなどにも含まれています。
強い抗酸化作用をもち、血管壁に付着した悪玉コレステロールを取り除く働きがあるので、血管の詰まりや硬化による病気(動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞など)に有効です。また、目の病気や肌の色素沈着も予防します。

◆ビタミンB群で疲労緩和・食欲増進
 味が淡白で消化が良く、良質なタンパク質を含むので、乳幼児や高齢者、体の弱っている人に最適です。また、消化液の分泌を促し、糖質・脂質・タンパク質がエネルギーに変わるのをサポートするビタミンB群も豊富です。

「腐っても鯛」と言いますが。。。
 鯛は肉質中の水分が少ない為に、細菌が繁殖しにくく、鮮度が落ちても味が変わりにくい=「腐りにくい魚」です。ただし過信は禁物ですよ。余った刺身に軽く塩をふって昆布で巻けば、2~3日はもちます。昆布が余分な水分を吸うとともに、昆布のうまみも合わさり、とても美味しく食べられます。

◆ レシピ

鯛の電子レンジ蒸し (2人分)
 蒸し料理も電子レンジで手軽でおいしく!野菜やきのこは冷蔵庫にあるものでOKです。

★材 料

鯛の切り身 2切れ(200g)、塩 小さじ1/6、豆腐 半丁、青菜(春菊、小松菜など) 適量、きのこ(椎茸、しめじ、えのきだけなど) 適量、昆布 5㎝×2、酒 大さじ2、ポン酢醤油 適量


★作り方

  1. 魚は塩をふって、約10分おきます。豆腐・青菜・きのこは食べやすい大きさに切ります。
  2. 耐熱皿を2枚用意して、それぞれに昆布を敷き、その上に鯛をのせます。空いたスペースに豆腐・青菜・きのこを添えます。
  3. 酒を大さじ1ずつ回しかけ、ぴったりとラップをします。+++ 一皿につき電子レンジで3分加熱します。
  4. ポン酢醤油をかけていただきます。