
2月と言えば「節分=豆まき」ということで、今月は「大豆」をとりあげます。
大豆は日本人にとっては大変なじみ深い食材で、豆腐・納豆・味噌・醤油など様々な加工品があります。栄養的にも大変すぐれていて、日本人が古来より、大豆をうまく食生活に取り入れていたことも、現在の長寿につながっていると考えられています。
大豆食品を1日100g以上摂取することが奨励されていますが、平成10年度の調査では、1日の摂取量は76gで、特に若い人は摂取量が少ない傾向にあります。和食を中心とした献立にすれば無理なく食べられる量ですし、豆腐や納豆などは調理の手間もほとんどかかりませんので、是非100g以上の摂取を心がけてみてください。
◆レシチン
血管壁へのコレステロール沈着や肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあります。また、脳の神経伝達物質の合成に欠かせないため、認知症の予防や改善効果も期待できます。
◆大豆サポニン
大豆の苦味成分で強い抗酸化作用があります。油脂を溶かす性質から、脂肪やコレステロールを取り除く働きもあります。さらに、免疫力を高め、細胞の突然変異を抑制するので、がんを予防してくれます。
◆イソフラボン
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。女性は閉経に伴い、エストロゲンの分泌が減少すると、以下のような症状が心配されます。できるだけ毎日、豆腐なら半丁、納豆なら1パックを目安に大豆製品を頂きましょう。
<注意>サプリメントなどによる過剰摂取は女性ホルモンのバランスを崩す恐れが指摘されています。

Q&A 朝より夜に食べた方がいいの?
納豆には血栓を溶かす酵素(ナットウキナーゼ)が含まれています。血栓ができやすいのは睡眠中ですので、脳梗塞などの血栓症が気になる人は夜食べた方が効果的です。
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