2009年02月の薬膳健康法    大 豆 2009-2-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 2月と言えば「節分=豆まき」ということで、今月は「大豆」をとりあげます。
 大豆は日本人にとっては大変なじみ深い食材で、豆腐・納豆・味噌・醤油など様々な加工品があります。栄養的にも大変すぐれていて、日本人が古来より、大豆をうまく食生活に取り入れていたことも、現在の長寿につながっていると考えられています。
 大豆食品を1日100g以上摂取することが奨励されていますが、平成10年度の調査では、1日の摂取量は76gで、特に若い人は摂取量が少ない傾向にあります。和食を中心とした献立にすれば無理なく食べられる量ですし、豆腐や納豆などは調理の手間もほとんどかかりませんので、是非100g以上の摂取を心がけてみてください。


2009年02月の薬膳健康法    大 豆

特有の栄養成分  生活習慣病を防ぐためまめまめしく働いてくれます

◆レシチン
 血管壁へのコレステロール沈着や肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあります。また、脳の神経伝達物質の合成に欠かせないため、認知症の予防や改善効果も期待できます。

◆大豆サポニン
 大豆の苦味成分で強い抗酸化作用があります。油脂を溶かす性質から、脂肪やコレステロールを取り除く働きもあります。さらに、免疫力を高め、細胞の突然変異を抑制するので、がんを予防してくれます。

◆イソフラボン
 女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。女性は閉経に伴い、エストロゲンの分泌が減少すると、以下のような症状が心配されます。できるだけ毎日、豆腐なら半丁、納豆なら1パックを目安に大豆製品を頂きましょう。

  • 冷えのぼせ、イライラなどの不快症状 →更年期障害

  • 骨を壊す働きが活発になり、また、腸のカルシウム吸収能力も低下する →骨粗鬆症
  • 血液中の脂質の量をコントロールする能力が低下する→高コレステロール血症

<注意>サプリメントなどによる過剰摂取は女性ホルモンのバランスを崩す恐れが指摘されています。

◆ 納豆を美味しく食べよう!! ◆


 ダイエット効果はないかもしれないけれど、納豆は栄養満点!でも、苦手な人も多い食材ですね。そこで、食べ易くする工夫をご紹介します。

  • 臭いがダメ → キムチやネギ・玉ねぎなど香りの強い食材を加える。
  • ネバネバした食感がダメ → 大根おろしや酢を加えるとネバネバは抑えられます。お味噌汁に入れても。
  • 見た目がダメ → ギョウザの皮や焼きノリ・油揚げ・しそなどに包んでかりっと揚げる。香ばしくて美味。

Q&A 朝より夜に食べた方がいいの?
納豆には血栓を溶かす酵素(ナットウキナーゼ)が含まれています。血栓ができやすいのは睡眠中ですので、脳梗塞などの血栓症が気になる人は夜食べた方が効果的です。