2008年12月の薬膳健康法   そ ば 2008-12-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 元旦から開いているお店が多くなったとはいえ、年末は大掃除や買出しなど新年を迎える準備で大忙しです。でも、大晦日の夕方頃には新年への準備も終了しホッと一息。そして一年の締めくくりは、やはり年越しそばですね。今月は年越しそばの由来やそばの栄養についてあれこれご紹介したいと思います。


2008年12月の薬膳健康法   そ ば

年越しそば

 「そば=細く長く切れやすい」から連想して、「細く長く達者に暮らせるように」、「旧年の嫌なことは大晦日で断ち切ろう」という願いを込めて、食べられるようになったそうです。ところで、皆さんはいつ召し上がっていますか?私は、年をまたいでカウントダウンを聞きながら食べていましたが、年を越す前に食べきらなければ翌年金運に恵まれないとか。また、「運」を呼ぶうどんを食べて「太く長く」を願うところもあるそうです。各地方や家庭の風習の違いっておもしろいですね。

主な栄養と効用

◆ 高血圧・動脈硬化の予防
 毛細血管を丈夫にし、血圧上昇物質の働きを弱めるルチンが多く含まれ、心疾患・脳血管疾患を予防してくれます。ビタミンCを同時に摂ると効果が高められるので、おそば単品だけでなく、野菜や果物を添えましょう。

◆ 肝臓にやさしい
 そば粉には、肝臓に脂肪がたまるのを防ぐコリンや良質のタンパク質・豊富なビタミン類が含まれ、肝臓を保護し強化してくれます。年末年始はお酒を飲む機会が多くなります。お酒を飲んだ翌日はおそばを頂くと良いでしょう。

◆ 美容効果も期待できます
 低カロリーのダイエット食です。便秘を解消して、吹き出物を予防してくれる食物繊維と肌や粘膜の健康を保つビタミンB群が豊富なので、肌を美しくしてくれます。

そば湯
ルチンやビタミンB群は水溶性なので、そばを茹でたお湯(そば湯)には、そばの栄養成分がたっぷり含まれています。ただし、つゆを薄めて飲むことになるので、塩分が気になる方は控えた方がいいでしょう。

そばの効能を引き出すおすすめの薬味

(薬味)
(含まれる栄養成分)
ねぎ
アリシン
そばのビタミンB1の吸収を助け、疲労回復・冷え性に効果があり。
七味
カプサイシン・カロチン
血行を促進させ、身体を温めたり、消化吸収を高める。
わさび
シニグリン
殺菌・食欲増進効果。そばのビタミンB2の働きを助ける。
大根おろし
ビタミンC・ジアスターゼ
そばのルチンの働きを高める。消化を助ける。おろしたてが尚良い。