
イチョウの木の美しい黄葉とぎんなんは、目と舌の両方で秋を感じさせてくれますね。たいていの方が、「銀杏の実」と言われて思い浮かべるのは、このイラストだと思われますが、これは種子で、その周りをぶよぶよとした果肉に覆われています。銀杏の独特の悪臭はその果肉から発せられているそうです。茶碗蒸しの中からひょっこり姿を現した翡翠色のぎんなん。思わず頬がゆるみます。
~ 古くから漢方薬として利用されています ~
◆喘息の改善や咳止め
肺の働きを高める作用があります。
◆夜尿症・頻尿の改善
炒ったぎんなんは、尿の出を抑えるため、夜尿症の特効薬です。
◆皮膚のトラブル(はれもの・ひび・あかぎれなど)に有効
生のぎんなんには強い殺菌作用があります。新鮮なぎんなんを半分に切り、断面を患部にこすりつけて下さい。
食べ過ぎ注意!!
ぎんなんには、アルカロイドという毒成分が含まれているため、たくさん食べると、嘔吐・消化不良・呼吸困難などの中毒を起こす場合があります。解毒能力が未発達の小さいお子さんには食べさせない方がいいでしょう。また、大変栄養価が高いので、大人でも1日10個、子どもは5個以内が適当です。
殻にデコボコがなく、つやがあって、白く大ぶりのものが良質です。殻つきのまま通気性の良い野菜用ポリ袋やネットに入れて、冷蔵庫の野菜室に保存すると半年持ちますが、中の実は黄色くなります。
茶碗蒸し、土瓶蒸し、炊き込みご飯などに入ったぎんなんは、食卓を一気に秋らしくする名脇役。炒ってそのままいただくのも美味しいですね。ここでは、簡単な炒り方と咳止めに効く「ぎんなんの水煮」をご紹介します。
Ⅰ.ぎんなんの簡単な炒り方
Ⅱ.ぎんなんの水煮
★材 料
ぎんなん 5~6個、ハチミツ 適量
★作り方
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