2008年04月の薬膳健康法   生わかめ 2008-4-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

酢の物やお味噌汁の具として手軽なカット済の乾燥わかめを使用されている方も多いかと思われますが、春は是非旬の生わかめを召し上がって、磯の香りを堪能してください。(もちろん、乾燥わかめや塩蔵わかめが生に比べ栄養が劣るということはございません。)


2008年04月の薬膳健康法   生わかめ

特徴的な栄養と効用

~海のミネラルいっぱい!ビタミン豊富な海の緑黄色野菜!しかも低カロリー!

◆ヨウ素&カルシウムの宝庫 ・・・ 成長期の子どもに特に欠かせない栄養素
 ヨウ素は、体内の代謝を活発にして発育を促進し、髪や爪・皮膚を健康に保ってくれます。また、甲状腺ホルモンの重要な成分となります。このホルモンは精神を安定させ、心身を元気にする効果があります。カルシウムは、骨や歯を丈夫にし、同じく精神の緊張・興奮を緩和しイライラを防止します。
◆アルギン酸 ・・・ 海藻類のヌルヌルの正体
 水溶性の食物繊維です。便秘の解消ばかりでなく、余分なナトリウムやコレステロールも体外へ排出してくれるので、むくみや高血圧・動脈硬化を予防します。また、ぬめりが、胃から小腸への食べ物の移動をゆっくりさせ、急激な血糖値の上昇を抑えることで、糖尿病も予防します。
◆フコイダン ・・・ 抗がん作用が注目されています
 これも水溶性食物繊維です。ピロリ菌を包み込んで、体外に排出し、胃の炎症や潰瘍の予防・修復をしてくれます。免疫力を増強させ、がん細胞を死滅させる効果もあるので、がんの発生・進行を抑える作用があります。

保存方法と調理のポイント

通常の玉ねぎと違い日持ちがしません。ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存し早めに食べましょう。香りをほんのりきかせたい場合は、繊維にそって、香りを十分味わいたい場合は、繊維と直角に切ってみてください。

◆ レシピ ◆

 若竹煮 (4人分) ~ 春の海と山の幸を一緒にいただきましょう ~
★材 料

たけのこ(ゆでたもの) 300g、ふき(ゆでたもの) 100g、生わかめ 100g、だし カップ1と1/2、
酒 大さじ2、みりん 大さじ1、うすくちしょうゆ 大さじ1、塩 小さじ1/5、木の芽 適量


★作り方

  1. たけのこは先の5cm分は縦2~4つ切りにし、下部は1.5cm厚さの半月切りにする。ふきは3~4cmに切る。
  2. 鍋にたけのことだしを入れて煮立て、落しぶたとふたをして、中火で7~8分煮てから調味料を加え、さらに20分ほど煮ます。
  3. わかめをさっと洗い、ざく切りにし水気をしぼります。②にわかめとふきを加えてさらに2分間煮ます。

+++ 器に盛って木の芽をたたいてから飾ります。