2007年08月の健康情報    冷え性 2007-8-2 :: 健康情報通信 ::

 暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか? 先月の新潟県中越沖地震で避難生活をされている方々は、この暑さで、さぞやつらい思いをなさっておられることと心配しています。お体をこわされないように祈るばかりです。
 さて、あまりの暑さに、つい冷房の効いた部屋に逃げ込みたくなりますね。しかも薄着で。これが身体に一番悪いのです。冷えは冬より夏が問題です。夏は開いた毛穴から、冷えが深く入り込みます。今月は冷えから来る私の不注意を書きました。(坂井記)


2007年08月の健康情報    冷え性

冷えから声が出なくなった!

 今年の夏、私は珍しく夏風邪を引いてしまいました。忙しい社長業、住んでいる地域の 自治会の役員、更に、旅行に、フォーラム、セミナーと超忙しい日々の上、親類のごたごたに巻き込まれて、ストレスで一気に喉が痛くなり声が出なくなりました。こうなる兆候は、実は身体に感じていました。

 疲労が取れず、体温調節中枢がある自律神経がおかしくなって、完全に冷え性に陥っていました。通勤電車、レストランや劇場の寒いこと。会社では冷房の寒さに、皆に気を使いながらスイッチを切ります。体温調節が効かないので、スイッチを切ると暑くて、またONにします。そしてついに風邪を引いて熱を出してしまった次第です。いつもは、風邪を引く前に休養し、鍼や指圧、胃を休めるなどで、何とか持ち直していました。それがストレスという強敵に、自分の身体へのいたわりを忘れていました。やはり過労やストレスからも冷えが来ることを体験しました。

冷えから起こる症状

 冷えると血行障害が起きて、頭痛や肩こり、腰痛、膝痛、月経痛などの症状が出ます。これは「このままだと大変なことになる」というサインです。そして冷えは不妊症、子宮がん、心筋梗塞、リウマチ、バセドー氏病などにもつながっていきます。冷えから、肌荒れ、不眠、じんま疹、膀胱炎、アレルギー、風邪、女性では更年期のような症状が出ます。冷えはありとあらゆる病気の原因となったりします。

冷え性対策に半身浴

冷え対策の筆頭が腰湯(半身浴)です。身体を温め、汗を出す。夏は38度、冬は40度くらい。20分~30分。入浴後はすぐに綿か絹の靴下を履く。背中に汗が出るので、薄いタオルを二つ折にして肩に入れて後で取ります。
 これは風邪の予防です。ぬるいお風呂は身体を芯から温めます。血液循環がよくなって鎮痛作用や筋肉の弛緩作用が起こります。吹き出る汗と一緒に冷えの邪気も出ていきます。副交感神経が活発になるので、胃腸の働きもよくなります。

 半身浴は食前でも食後すぐでも大丈夫です。お酒が翌日まで残りません。つまり肝臓にも良いということです。ゴミ用ポリ袋に穴を開けすっぽりかぶると夏は汗がよく出ます。但し取扱いに要注意。足湯も疲労、冷え性、不眠、風邪の引き始めに効果があります。

★イラストの半身浴用の椅子は、「ユーランド座浴重ねイス」を参考にしています。
重ね方式で、ワンタッチで高さ調節が14cm、21cmになります。
価格は 8,925円です。
参考文献―新自分で治す「冷え性」田中美津著書 (株)マガジンハウス発行