2007年03月の薬膳健康法 春の野草 2007-3-3 :: 薬膳料理レシピ集 ::
散歩をしながら、春の野草を目で楽しんだ後は、早春を味わってみませんか?
野草も採りすぎると枯れるのもあるようです。知人の植木屋さんはたらの芽の生えている所は秘密にしているそうです。そんな秘密の場所があったらいいですね。
2007年03月の薬膳健康法 春の野草
菜の花
菜の花に含まれるカルシウムやビタミンB群は、イライラしがちな精神を安定させてくれます。また、ビタミンB群は体内で糖を燃やしてエネルギーに変え、アミノ酸の代謝を促進しますので、体に活力を与えます。アルカロイドや花成ホルモンを含むので、便秘やストレスの解消、疲労回復などに効果があります。
タンポポ
フランスでは、タンポポのサラダは恋人にしか食べさせないごちそうです。まだ寒さが残る中、かじかみながらタンポポを摘み取る根気は愛情がなければできないからです。かつてアメリカでニクソン大統領がインフレ政策を取った影響で牛肉が食べられなくなったために、肉なしハンバーガーの料理大会が開催されたことがありますが、優勝者のハンバーガーにはタンポポの葉が使われていました。春のタンポポは、タンパク質や脂質こそ微量ですが、ビタミン類や良質のカルシウムは牛肉よりも豊富に含まれています。
タケノコ
タケノコは鮮度による味の差が著しく、最高においしいタケノコは「朝掘りもの」をすぐ食べることです。地面から顔を出さないうちに掘り取ると、やわらかくてエグミのないおいしいタケノコが楽しめます。タケノコのやわらかい部分ほどホルモンなどの栄養成分が多くあり、生長部は栄養素のかたまりで最も滋養があります。
ウド
ウドは独特の香気が強く、そのほろ苦い味が食欲を増進し、新陳代謝を活発にします。ウドの根茎を陰干ししたものは頭痛・めまい・歯痛に効くと言われます。漢方的には、ウドにはきょ風湿・通絡の作用があり、リウマチや関節痛に使われる独活寄生湯の主原料の1つです。
◆ レシピ ◆ うどを使った小鉢2品 (4人分)
うどの白色の映える「うどのからし酢味噌」
材 料
うど 1本(約400g)、酢 少々、わかめ 30g(乾物3g)、赤貝 100g、からし酢味噌(白味噌・酢 各大さじ3、砂糖 小さじ2、練りがらし 小さじ1/2)
作り方
- うどは4cmの長さに切り、皮を厚めにむいて、酢水(水カップ1に酢小さじ1の割合)に入れます。
1本ずつたんざく切りにし、酢水にもどします。
- わかめは熱湯に通して、3cmの長さに切ります。赤貝は表面に細かく格子の切り目を入れ、2~3つに切ります。
- 酢味噌の材料を混ぜ、水気をきったうど・わかめと赤貝を盛り合わせて、上からかけます。
うどの皮を使った「うどの皮と牛肉のきんぴら」
材 料
うどの皮 1本分(約150g)、牛肉(薄切り) 150g、ごま油 大さじ1、A(だし大さじ3、酒・みりん・しょうゆ 各大さじ1、塩 少々)
作り方
- 牛肉は2cm幅に切ります。厚めにむいたうどの皮を、マッチ棒くらいのせん切りにし、水にさらします。水気をきります。
- 鍋にごま油を熱し、牛肉・うどの順に加えていためます。Aを加え、汁気がなくなるまでいり煮し、お好みで一味唐辛子・いりごま(白)(分量外)を少々ふります。