
3月6日が啓蟄です。春分の日にかけて大地が暖まり、春の野草も色とりどりの花を咲かせます。
今月は東西医学融合研究会通信より「「春は散歩」のススメ」(一部抜粋)をお届けします。
春は発陳(はっちん)、冬に溜め込んだエネルギーを発散する季節です。春になると気のベクトルが上がり、植物は芽吹き、冬眠していた動物が活動し始めます。
春になると「肝陽上亢(かんようじょうこう)」と「肝鬱気滞(かんうつきたい)」がおこりやすくなります。肝陽上亢は頭に気が詰まって脳出血や頭痛、高血圧が起こりやすく怒りっぽくなります。肝鬱気滞は全身を流れる経絡の気が詰まりやすくなり、イライラやストレスを起こしやすく体のあちこちに痛みが出やすくなります。
自然の川を例に取ります。冬の間に川は枯れますが、流れがなくなったのではなく、地下水として流れています。春になると雪がとけ始めて流れやすくなるものの、水量が多すぎて洪水になったり、所々凍って流れなかったりします。経絡は体の中を流れる川と考えると、川の流れが詰まってしまう状態が肝鬱気滞で、春は流れが詰まりやすくなる季節です。体を動かすと詰まりやすくなっている春の気が滑らかに流れます。
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