2007年01月の薬膳健康法    水 菜 2006-12-31 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 関西では昔、冬になると鯨肉と水菜の「はりはり鍋」を食べる風習がありましたが、最近では鯨も手に入りにくく、鍋以外にも、そのシャキシャキ感が、サラダにも好まれて使われるようになりました。
 水菜は京都周辺で、平安・室町時代から栽培されていましたが、全国に広まってきました。関東では京の野菜という意味で「京菜」と呼ばれます。年間を通して出回っていますが、寒さに強く、霜にあたると柔らかくなり、味もよくなります。あくが少なく、肉や魚の臭みを消す効果があるので、冬の鍋物野菜にぴったりです。シャキッとした食感が特長ですので、煮過ぎ、茹で過ぎに注意!です。


2007年01月の薬膳健康法    水 菜

主な栄養と効用

冬の悩み(乾燥肌&風邪)に有効!
 皮膚やのど、鼻、肺、消化管などの粘膜を保護するβ-カロテンとビタミンCが多く含まれます。

女性の悩み(貧血&骨粗しょう症)に有効!
 鉄とカルシウムが豊富です。カルシウムは神経の興奮を抑える働きもあるので、イライラやストレスにも効果的です。植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」は体内への吸収率がよくありませんが、ビタミンCが吸収を助けてくれます。

選び方と保存方法

 「水菜」という名前どおり、葉先までみずみずしいものを選びましょう。茎はスラリとして白く、葉は鮮やかな緑色の柔らかいものが良品です。 保存する場合は、濡れた新聞紙に包んでビニール袋に入れ、立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れます。時間が経つにつれ、おいしさも栄養分も目減りします。なるべく早く使い切るようにしましょう。

◆ レシピ ◆ はりはり鍋 (2人分)

 鍋物料理は野菜を茹でるので、たくさんの野菜を摂ることができます。ご紹介するのは、豚肉を使ったシンプルなはりはり鍋です。冷蔵庫にあるものを、何でも入れられます。最後にうどんすきや雑炊にするのも美味しいですね。
1人鍋でも家族そろっても、楽しくいただけます。

材 料

水菜 200g、豚バラ肉(薄切り) 200g、油揚げ 1枚、豆腐 1丁、昆布(5㎝角) 1枚、(A)醤油 大さじ2、酒 大さじ2、みりん 大さじ1、砂糖 大さじ1(薬味)大根おろし 適量、おろししょうが 1片分

作り方

  1. 水3カップを入れた鍋に昆布を入れて1時間浸しておく。
  2. 水菜は洗って根元を切り落とし、5cmの長さに切る。豚バラ肉は半分の長さに切る。油揚げは油抜きをして細切りにする。豆腐は1口大に切る。
  3. 1の鍋に(A)を入れて中火にかける。煮立ってきたら昆布を取り出す。2を適宜入れて煮る。大根おろしやおろししょうがをつけていただく。

※はりはり鍋の「はりはり」は水菜のハリハリ、シャキシャキとした食感が由来です。
※水菜はポン酢で頂くしゃぶしゃぶにも合います。