2006年10月の薬膳健康法    秋刀魚 2006-10-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

銀色に輝く鋭利なボディ。秋の魚はやはりサンマです。サンマの漢字は「秋刀魚」と書きます。納得!ですね。さんまの脂質含有量は、旬以外は5%程度ですが、10月下旬には20%にも達して、最高に脂ののった状態になります。サンマの栄養は脂肪にたくさん含まれている為、秋のサンマは、美味しい上に栄養満点なのです。


2006年10月の薬膳健康法    秋刀魚

◆ サンマの栄養と効用

脂・身・皮・はらわた、すべての部分に健康の源がいっぱいです。主なものとして、

・血液サラサラ
脂肪に多く含まれている不飽和脂肪酸のDHAやEPAは、血栓をできにくくし 血液循環をよくする働きがあります。またDHAには脳を活性化させる作用があります。
・貧血予防
造血作用のあるビタミンB12はトップクラスの含有量です。
・美容効果
血合いや皮には、ビタミンB2が多く含まれます。ビタミンB2は、「美容のビタミン」と呼ばれ、健康な皮膚、爪、髪をつくります。また、タンパク質・脂質のエネルギー変換を促進して、肥満を予防します。

サンマの塩焼き&大根おろし
脂ののったサンマの塩焼きは焦げやすいのですが、大根に含まれるアミラーゼという酵素は、魚の焦げた部分の発がん性物質を取り除く働きがあります。大根おろしを添えるのは、美味しいだけではなく体にも良い組み合わせなのです。グリルをあらかじめ熱してから焼くと皮がくっつかないですよ。

◆ 選び方のポイント

体が大きくて、全体にハリがあり、よく太っている。
口先や尾の付け根が黄色くなっている⇒脂がのっている証拠です。
背の青色や黒目がはっきりと鮮やかで、目の周囲が透明。

■ サンマのワタ焼き

サンマは、はらわたをつけたまま焼くことが多いですが、苦味や臭いが苦手で食べない方も多いかと思われます。はらわたの部分には、ビタミン類やカルシウムが多く含まれています。新鮮なサンマのはらわたを使っていつもの塩焼きとは違った風味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

材料

サンマ 4尾、すだち 2個、(漬け汁) サンマのはらわた 2尾分、味噌 大さじ2、みりん 30cc、酒 30cc、砂糖 少々、あれば、山椒の佃煮又は粉山椒


作り方

  1. サンマは、頭と尾を切り落とし、はらわたを抜き取り(2尾分は残しておく)、半分に切って洗う。
  2. はらわたを裏ごしして、他の漬け汁の材料と一緒に鍋に入れて、よく混ぜ、煮立てる。
  3. 2の漬け汁に、水気をふいたサンマを漬け込む。
  4. さんまをグリルに並べ、途中で漬け汁を塗りながら、弱火で10分ほど焼く。
  5. 器に盛り、すだちを添える。