2006年01月の薬膳健康法   七 草 粥 2006-1-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 一年の無病息災を願って、春の七草をお粥にして1月7日に食べる七草粥の習慣は、中国から伝わり、鎌倉時代には既に現在の七種となって、江戸時代に広まったそうです。七草の節句といわれるとおり、現在でも「七草粥」を食べて祝う行事が行われています。
 ところで春の七草を全部思い出せますか?「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」です。ナズナはペンペン草、ゴギョウはハハコ草、ハコベラはハコベ、スズナはカブ、スズシロはダイコンのことです。昔は旧正月の7日でしたから、前日に七草用の若菜を摘んでいたようですが、現在ではお店で購入するしかありませんね。


2006年01月の薬膳健康法   七 草 粥

◆ 七草の効用

七草にはすばらしい薬膳効果があります。どのような効用があるのか挙げてみましょう。

胃もたれ解消
 健胃整腸、食欲増進  (セリ・ナズナ・ホトケノザ)
 消化促進、ジアスターゼが豊富   (スズシロ・スズナ)
むくみ解消
 利尿作用(腎機能を整える) (セリ・ナズナ)
リラックス効果
 カルシューム、鉄分、ビタミンを多く含む (スズナ)
風邪の予防・回復 
 解熱 セリ・ナズナ・ホトケノザ
 せき止め、痰きり、喉の痛みをやわらげる (ゴギョウ・スズシロ)
成人病予防
 腎臓や肝機能を整える  (セリ・ナズナ)
肌の健康
 そばかす予防、ビタミンCが豊富 (スズナ)
 ビタミンAが豊富 (スズシロ)


◆ レシピ


材 料 

米1合(180ml)、七草(細かく刻む)適量、塩少々、ごま適量


作り方

  1. 米をといで、水900mlとともに土鍋に入れて、弱火で30~40分ほど炊く。途中ふきこぼれそうになったら、ふたをずらして蒸気を逃がす。
  2. おかゆが炊きあがる5分前に七草を入れ、塩少々を七草全体にふり入れる。器に盛ってごまをふる。

※ 白身魚の薄造りと三つ葉を、火を止めてから入れると美味。鶏のミンチボールを入れると若者向き。
あっさりと仕上げたお粥は、お正月のごちそう続きで疲れ気味の胃を落ち着かせるちょうど良い食べ物です。
「今年も家族みんなが元気で暮らせますように」と願いながらお召し上がり下さい。