2005年12月の薬膳健康法   風邪の回復に良い食品 2005-12-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 風邪をひいたら、まず十分な睡眠とバランスのとれた食事が一番ですね。食事で積極的に摂りたいのは、身体を温める食材。しょうが、ねぎ、玉ねぎなど香味野菜には、身体を温めながら発汗を促してウイルスを体外へ追い出す作用が期待できます。薬だけにたよらず野菜の滋味を存分に利用して、風邪を素早く治しましょう。


2005年12月の薬膳健康法   風邪の回復に良い食品

風邪の引きかけ


「風邪を引いたかな」と感じた時は、体を暖めて休むことです。消化が良く体の暖まるものを摂りましょう。野菜と白身魚か鳥のササミの鍋や雑炊、ねぎがたっぷりのうどん、野菜スープなどをおすすめします。

風邪の引いた時


風邪を引くとエネルギーの消耗が激しくなるので、水分も普段より多く取りましょう。体温が1度上がると基礎代謝量が13%も増えます。発熱しても食欲があれば、しっかり食べましょう。風邪の症状に合う、昔からの処方を「食べて治す医学大辞典-主婦と生活社」より紹介します。

◆ 風邪の引き始めに -梅しょう番茶-


材 料:梅干(中)-1個、醤油-大さじ1、生姜汁-2滴、番茶-茶碗1杯、(番茶とは、茶葉のなかでも古い葉と茎を焙じたもの)

作り方:
①水から茶葉を入れて沸騰させ、10分から20分弱火で煎じる。
②茶わんの中に種をとった梅干しをいれてつぶし、醤油を入れてまぜる。
③生姜汁を入れて、熱いうちに飲む。

◆ 風邪の諸症状に -しょうが湯-


作り方:
しょうが一かけらをすりおろし、熱湯を注ぎ、ハチミツを加える。
(しょうがの辛味成分に殺菌作用がある。セキ、タン、鼻づまり、冷え、吐き気にも良い。)

◆ 痛んだ粘膜を修復 -レンコン汁-


作り方:
レンコンを皮ごとすりおろして、しぼったものにハチミツを加え、お湯を加えて飲む。   
(レンコンはビタミンCが多く含まれ、風邪の初期によい。痛んだ粘膜も修復される。セキ止めにもなる。熱があり、のどが渇くときにも良い。)

◆ 声がれに -かぶのおろし汁-


作り方:
かぶ1個をすりおろし、そのしぼり汁を飲む。
(かぶには解毒作用、消炎作用があり、のどの炎症をおさえ、声がれを治す。せきを止める作用もある。)

◆ 汗を出して熱を下げる -ねぎスープ-


作り方:
①ねぎ2本の白い部分を細かくきざんでナベに入れ、味噌大さじ1を加える。
②適量のお湯を注いで、よくかき混ぜ沸騰させる。熱いうちに飲む。
(ねぎの辛味に発刊作用があり、香りになる成分の硫化アリルにも発汗作用がある。)