初の気 2005-2-2 :: 健康情報通信 ::

 節分・立春を過ぎると、春が来ると言われますが、まだまだ寒い日が続きますね。しかし、風がほのかに暖かく感じられるとき、春の訪れを予感することができます。中国や台湾では春節(今年は9日)を旧暦の正月として盛大に祝う習慣があります。日本の中華街などでも華やかなイベントがありますね。大いに楽しむ彼らに見習い、寒さを乗り越えて、パワフルに春を迎えましょう!


初の気

以前12月号で運気学のお話をさせて頂きましたが、覚えていらっしゃいますでしょうか。

■ 花粉症の流行
 2005年、乙酉(きのととり)の五運は金運不及で、金の気が弱くなるので火が相対的に強くなる。 六気は「陽明燥金司天、少陰君火在泉」である。2005年の前半は金が支配するので乾燥し、特に肺の病気が多くなる。東洋医学の視点からも3月に花粉症が流行り、インフルエンザにも注意が必要となる。後半は火が支配するので暑くなり、温病が流行する。


■ 肺や胃にたまった水を利水する
 初の気は大寒から春分後13日までである。主気は厥陰風木。陰の気が動き出して寒くなり、気も下がる。寒い春になる。気を発散しなければならない時に発散できないので体に気がこもって熱になったり、顔や目が腫れてむくむ。
 陽が抑えられるので眠く、鼻血、くしゃみ、あくび、吐気がおこりやすい。尿の色は黄色又は赤で、悪化すると排尿時に痛みが出る。アトピーや花粉症が流行る。 肺や胃にたまった水を利水することが大切である。苦いもの、辛いもの、塩辛いものを食べて汗をかくのがよい。

■ 花粉症に要注意!

 この夏の猛暑の影響で杉やヒノキの花粉が去年より10~20倍、平年の2~2.5倍も多いとの予測が出ています。しかも、花粉の飛散開始は暖冬の影響で例年よりもやや早くなる見込みです。今年の異常気象で、一部狂い咲きでスギ花粉がすでに飛んでいます。猛威が予想されますので、十分な注意が必要です。

 毎年重い症状が出る人は早めに医師に相談してほしいと、医師や専門家が言っています。予防として、外出時のマスクの着用、帰宅時のうがい、眼の洗浄などがあります。また、外出時に衣服に付いた花粉が屋内に持ち込まれると、治りにくくなります。セーターは特に付着しやすいので、風のある日は花粉が付着しにくい素材の服を着た方がよいでしょう。静電気防止スプレーも付着防止に効果的ということです。