2004年04月の薬膳健康法   枸杞子(クコの実) 2004-4-1 :: 薬膳料理レシピ集 ::

 春は、自然界すべてのものが、のびやかに成長する時期です。人間の身体も春の訪れとともに活発な新陳代謝を始め、新しい細胞生成に向けて動き出します。春は健康な人でも肝臓に負担がかかります。また、春は体だけでなく精神活動も活発になり、精神のバランスも崩れやすい季節です。肝機能が衰えると、目、筋肉、神経、爪等に症状があらわれます。
 春になると、目がかすみ、体がだるくてイライラするのは、肝機能低下によるものです。肝を養う食材は、菜の花、あぶら菜、セロリ、アスパラガス、春菊、レバー、あわび、しじみ、あさり、胡麻、はちみつ等です。漢方では枸杞子(クコの実)、五味子、なつめ等を使います。クコの実を使うと何となく薬膳料理って感じがしますね。

 枸杞(クコ)はナス科で、日本から中国、台湾、マレー半島などのアジア東部に広く分布する落葉の低木で、茎が蔓状に伸びて、淡紫色の可憐な花が咲いた後、秋になると1cm位の小さな赤い実がなります。中国では、古代から不老長寿の薬として珍重されてきました。


2004年04月の薬膳健康法   枸杞子(クコの実)

●クコ以外の旬の食材
うど、いわし、筍、新じゃが、新玉ねぎ、豌豆(えんどう)、さやいんげん、青紫蘇

1. クコの実いりお茶


クコの実はウーロン茶、プーアル茶、緑茶、紅茶などに入れる。比較的どんなお茶にも合います。

2. むきエビ・ブロッコリーのソテー

材料(一人分)

クコの実はお酒に浸しておく。(1人5~6粒)、
しいたけ、エビは酒につけておく。(しなくてもよい)、
小房に分けて1分くらい湯がいたブロッコリー

作り方
ブロッコリーとしいたけを炒めて、エビを加えて炒める。
塩コショウで味を調えて最後にクコの実を入れる。

3. クコの実入りコーンスープ


材料(二人分)

コーン 大さじ1、卵1個、クコの実 大さじ1、細ネギ1本、片栗粉 小さじ1、
塩コショウ 少々、スープの素(顆粒又は固形)1個

作り方
なべに水1.5カップ、コーン、クコの実、スープの素を入れて沸騰させる。
塩コショウで味を調え、片栗粉でとろみをつけて、とき卵を流し入れる。
カップに入れてから、きざんだネギを散らす。コーンの代わりに缶詰のカニでもよい。

4. その他クコの実の応用

お湯に浸したクコの実を色々な料理に振りかけたり、入れたりする
●クコの実入りサラダ:季節の野菜や緑黄野菜で作ったサラダに、クコの実を振りかける。
●クコの実入りお粥:土鍋や圧力鍋で炊いたお粥に、クコの実を入れる。
●クコの実入りチャーハン:中華風チャーハンに、クコの実を入れる。