
11月から3月に旬を迎える春菊は冬の食卓には欠かせない野菜です。春に菊に似た花を咲かせることから「春菊」と呼ばれており、関西では「菊菜【きくな】」と呼ばれています。中国では「どう蒿【どうこう】」と呼ばれ、肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬として使われます。「蒿【こう】」はよもぎのことです。『慎南本草』という漢方の本には、春菊は肝臓や腎臓の病気、便秘を治すと書かれています。
春菊にはビタミンB2、ビタミン、カルシウム、鉄分など多くの栄養素が含まれていますが、特にβカロチンが多く含まれていることは注目です。βカロチンはタンポポのような香りにあるものにたくさん含まれている物質で強い抗癌作用がありますが、この物質が含まれている野菜は少ないのです。
熱に弱い栄養素なので生食がよいでしょう。また、春菊には100gで1日に必要な量が摂取できるほど、ビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAは夜盲症や視力低下を防ぐのに欠かせない栄養素です。ビタミンAは春菊に含まれるカロチンが体内で変換されて作られますが、脂溶性物質なので水に溶けにくい性質があります。ビタミンAを効率的に摂取するのにゴマなど脂質の高い物と一緒にとることをお勧めします。

効果
癌予防、便秘、二日酔い
材料(一人分)
春菊100g、リンゴ半分、水適量
作り方
材料を洗ってミキサーにかけます。
毎朝コップに1杯ずつ飲みます。
効果
便秘、冷え症、眼精疲労
材料(一人分)
春菊100g、にら30g、糸唐辛子少々、すりゴマ及びだし適量。
作り方
たっぷりのお湯にだしを入れ、春菊、にら、
糸唐辛子を加えて1分間ほど煮ます。
湯から引き上げて3~4cmに切り、すりゴマをかけます。
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